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第1部 ≪人事行政の動き≫

第1章 人事行政この1年の主な動き

I 人材の確保

1 採用試験の実施状況


平成9年前半の雇用情勢は、完全失業率が3%台半ばで推移するなど引き続き厳しい状況であったが、民間企業の新規採用意欲には積極的な姿勢が目立った。

このような中で、平成9年度に人事院が実施した公務員試験の申込者の総数は、前年度に比べ14.9%減の248,158人となり、2年連続して減少することとなった。試験別では、大学卒業程度の試験であるI種、II種試験においては、申込者がそれぞれ11.9%、12.9%の減となった。また、高校卒業程度の試験であるIII種試験においては、受験資格年齢の上限の引下げを行った行政事務区分等で大学卒業者等の申込者が大幅に減少したこともあり、全体では20.6%の減となった。

一方、I種試験の合格者は、平成10年度からI種試験からの採用者数の3割縮減(平成8年閣議決定)が本格化することなどから、前年度より286人減の1,297人とした。また、II種試験については、前年度より199人増の6,391人としたが、III種試験については、採用人員の減少が見込まれたことなどから、1,769人減の9,777人とした。なお、公務員試験の合格者に占める女性の割合は、平成9年度については、II種試験で増加したもののI種試験とIII種試験では減少した。

表1 公務員試験合格者に占める女性の割合



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