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第1編 《人事行政》

【第1部】 人事行政この1年の主な動き

Ⅱ 人材の確保・育成

4 経験者採用の拡充・国家公務員中途採用者選考試験(再チャレンジ試験)の実施


公務部内の育成では得られない専門性や多様な経験を有する有為の民間人材の選考採用を推進する目的で導入した「経験者採用システム」については、平成20年度は9 府省・14 試験の選考採用で利用され、着実に定着してきている。(表1)

行政が複雑化・高度化する中で、専門的な知識経験を有する民間人材の公務への採用は、今後大幅な拡充が必要となると想定されることから、人事院では、引き続き、募集や能力実証において、各府省の選考採用を積極的に支援することとしている。

[表1]経験者採用システムの利用状況(平成20年度実施分)

また、平成19年度から、30〜40歳程度の者にも就職機会を提供する仕組みとして、職業経験の有無にかかわらず誰でも応募することができる国家公務員中途採用者選考試験(再チャレンジ試験)を実施しており、平成20年度の実施状況は、採用予定数171人に対し、申込者数10,248人、合格者数179人で、倍率は57.3倍であった。平成20年度は、これら中途採用者選考試験に基づく採用者を対象として、公務員としての意識の徹底を図るとともに、中途採用に伴う不安感の解消にも資することを目的とした、「再チャレンジ試験採用者研修」を新たに実施した。同研修においては、公務員制度の概要、「全体の奉仕者」として求められる服務規律、倫理についての講義とともに、研修員相互の理解の促進を図り、公務員生活の開始を支援した。


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