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第1編 《人事行政》

【第1部】 人事行政この1年の主な動きと今後の課題

第5節 不服申立て・苦情相談に対する適切な対応

1 新たな人事評価制度の導入に伴う苦情相談・不服申立て等への取組


人事評価制度は、平成21年4月から導入され、同年10月からすべての府省において実施されることとなったが、同制度及びその評価結果の任免・給与等への活用が円滑に実施されるためには、その運用等が公正で信頼性・透明性が高く、評価される側の職員の納得性を高めることが肝要である。また、人事評価が様々な局面で活用されることから、苦情の対象となっている人事評価の活用の内容に応じて、苦情相談、不利益処分不服申立て、給与決定審査申立て、行政措置要求と様々な手続で対応する必要がある。

このため、平成21年4月に人事評価に関する苦情相談・不服申立て等を一括して受け付ける人事評価苦情調整室を公平審査局職員相談課に新設し、職員が利用しやすい体制を整備するとともに苦情の具体的な解決方法に関して理解を深めてもらうために、パンフレット等による周知活動を行った。また、各府省と連携を強化するため、「苦情相談に関する府省連絡会議」等の場において、人事評価に関する苦情相談等についても、相談への対応例や各府省と人事院の役割分担等について、説明、意見交換を行い、各府省からは、制度の仕組み等について改めて確認することができた、人事院への相談事例の紹介を求める等の発言がなされた。


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