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第2編《国家公務員倫理審査会の業務》

第1章 倫理の保持を図るための啓発活動等

2 職員の職務に係る倫理の保持のための研修


倫理審査会は、倫理法第11条第4号の規定により、職員の職務に係る倫理の保持のための研修に関する総合的企画及び調整を行うほか、自ら実施することが適当と認められる研修については、これを計画し、実施することとされている。

これを受けて、平成25年度においては、次のような施策を実施した。

(1)倫理制度説明会の実施

倫理制度の周知徹底及び各府省における倫理研修指導者の養成を目的として、各府省の本省の倫理事務担当者等及び地方機関の人事担当者等を対象とした倫理制度説明会を全国10か所において開催し、各府省における集合研修用倫理研修教材として開発した「研修教材パッケージ「公務員倫理」」のデモンストレーションを中心に、職員の倫理意識の涵養に資するよう、より高次の職業倫理の在り方を含めて倫理研修のポイントを解説した。また、「国家公務員倫理法の調査・懲戒手続マニュアル」に基づき、調査及び懲戒手続の留意点等の説明を行った(参加者計543人)。

(2)公務員倫理セミナーの開催

各府省等の地方機関の職員、それらの職員と接する機会のある民間企業等を対象として、神戸市及び鹿児島市において、公務員倫理セミナーを開催した。神戸市においては京都大学iPS細胞研究所顧問の阿曽沼慎司氏に、鹿児島市においては青山学院大学大学院会計プロフェッション研究科教授の八田進二氏による倫理的な組織風土の構築を含めた公務員倫理に関する講演がなされたほか、倫理審査会事務局職員による制度説明を実施した(神戸市:101人、鹿児島市:82人、合計183人)。

公務員倫理セミナーの講演の様子(左:神戸市、右:鹿児島市)

(3)ケーススタディ用DVD研修教材の開発・配付

公務員倫理セミナーの講演の様子(左:神戸市、右:鹿児島市)

事例研究用教材として、最近問題となった事例、職員が判断に迷う事例や対応に困る事例などを取り入れたケーススタディ用DVD研修教材(Vol.8)を作成し、各府省等に配付した。


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