電気・電子・情報  
警察庁 田島 健吾 

中部管区警察局福井県情報通信部機動通信課基幹通信第二係長
平成22年 警察庁採用
       中部管区警察局石川県情報通信部
       通信庶務課
平成23年 同局同部機動通信課
平成25年 警察庁情報通信局情報管理課
平成28年 現職
 
Q 志望動機を教えてください。
 学生時代に情報通信分野を専攻していたこともあり、まずは警察の情報通信という名前に興味を持ちました。その後、実際の業務内容を知ることで更に興味が湧き、当局を志望しました。

Q 日々の仕事を紹介してください。
 重要なシステムの保守を担当しているため、日々の点検が大切であるとともに、常日頃から障害が発生した際の初動対応について問題意識を持って業務に従事しています。
 また現在、国民体育大会開催準備のため、県警察本部の警衛警備対策課と連携し、警備における通信計画の策定や予算の積算等にも取り組んでおり、警察内外を問わず様々な部署との折衝打合せを行って業務を進めています。
 
Q 面白み、やり甲斐は何ですか。
 警察官は様々な分野で私たちの技術力を求めてきます。その要望に対し、私たちの知識や技術力を駆使し、最善の結果で応える。これこそが私たちの仕事の面白みだと思います。
 同時に、その結果が警察活動を支え、国民の安全、安心に繋がっているということは、大変やりがいを感じます。

Q 専門性が活かされたエピソードを教えてください。
 私たちの職場で必要となる知識や技術は、専門性が高く、学生時代に得ることが難しいものばかりです。しかし、各種研修制度が充実していますので、業務に必要となる専門的な知識や技術は、これらの機会を通じて学ぶことができます。それらは警察活動の様々な場面において求められています。

Q 自己の成長を実感したエピソードを教えてください。
 業務内容が多岐にわたることや情報通信技術が日々進化していることにより、業務を通して新しい技術に触れる機会も多いため、学ぶべきこともたくさんあり大変でもあります。しかし、自分の知識や仕事の幅が広がっていき、日々成長を感じています。

Q 将来携わってみたい仕事は。
 警察庁技術系職員の業務は多岐にわたるため、自身の仕事の幅を増やすためにも、特定の業務に拘ることなく、様々な分野の業務に関わっていきたいと思っています。

◇ 業務紹介
 警察独自の情報通信ネットワーク、電話交換網、通信指令システム等の保守を担当しています。業務は他にも、通信施設整備、臨時通信機器の設営等の機動通信活動、電子機器の解析による犯罪捜査支援等多岐にわたります。あらゆる警察活動を情報通信分野の技術面から支えることが警察庁技術系職員の業務であり、どれも欠かすことのできない重要なものばかりです。


  
 
機械  
経済産業省 阿部 利恵
製造産業局産業機械課部品・一般産業機械二係長
平成25年 経済産業省採用
       商務情報政策局 ヘルスケア産業課
平成26年 産業技術環境局研究開発課
平成28年 現職
 
Q 志望動機を教えてください。
 サービス業もあれば製造業にも関われ、またエネルギー関連の業務もあれば中小企業支援関連の業務もあるように、様々な職を経験できるという所に魅力を感じ、志望しました。

Q 日々の仕事を紹介してください。
 業界担当として、業界団体の総会や理事会へ出席し、業界の動きを把握するとともに政府の動き・経済産業関連施策の発信を行っています。
 また、関連企業へ訪問し、製造現場を勉強しながら、実際に最前線の現場で働かれている方々との意見交換を通じて、業界ごとにどのような課題があるか等を把握し、税制等各種支援や通商交渉等への反映など、経済産業施策へのフィードバックなども行っています。
 
Q 面白み、やり甲斐は何ですか。
 単に机の上で仕事をするだけでなく、実際に製造現場に赴き、そこで目で見て、肌で感じて、現場の声を最前線で実感出来るところに面白みがあります。
 また、例えばベアリング業界であれば、ベアリングの構造・原理・種類・トレンドの勉強から始まり、その業界の企業構造、日本として国際競争力の維持向上の為の課題の把握・検討など、幅広い議論が出来る所にやりがいが感じられます。

Q 専門性が活かされたエピソードを教えてください。
 私は大学で機械工学を学んでいましたが、その時学んだ機械工学や流体力学、材料力学、熱力学の基礎知識があったことや、実際に各部品を使ってものを作ったことがあったからこそ、各部品自体を理解するのに抵抗はありませんでしたし、業界の方と話していても、なにが難しいのか、何が凄いのか等を比較的理解し易かったです。

Q 将来携わってみたい仕事は。
 今はすべての機械に欠かせない”部品”という所を担当させていただいていますが、今後はその”部品”が使われている機械そのものであったり、またその機械が使われている各種製造業に関する業務に携わってみたいと考えています。

◇ 業務紹介
  製造産業局では製造業に関する業界ごとに担当がおり、私は、ねじ業界、歯車業界、ベアリング業界、フルードパワー業界、チェーン業界を担当しています。各業界と経済産業施策との橋渡しが主な業務になり、社会構造の変化を踏まえ各業界が今後どのように進むべきかという長期的な話もあれば、突発的に起こった問題に対する解決策の検討のような短期的な話もあり、その業界の発展に関するお手伝いをしています。


   
 
土木
国土交通省 松本 勝紀
関東地方整備局道路部計画調整課係長
平成12年 建設省(現:国土交通省)採用
       関東地方建設局日光砂防事務所
       調査課
平成15年 関東地方整備局企画部企画課
平成18年 同局相武国道事務所工務課
平成20年 同局道路部道路計画第一課
平成21年 国土交通省道路局企画課
平成23年 関東地方整備局
       長野国道事務所調査課係長
平成25年 同局相武国道事務所工務課係長
平成27年 同局道路部交通対策課係長
平成29年 現職
 
Q 志望動機を教えてください。
 元々は、「青空の下で構造物を造りたい」と考え土木に進んだが、構造物(社会資本)ができあがり、多くの人に利用してもらうまでに様々な分野が関係していると知り、色々な分野に携われるのが公務員と考えたため。

Q 日々の仕事を紹介してください。
 新たに道路を造る予定・可能性がある箇所・バイパスや拡幅などの事業を実施している箇所の問合せ対応、上部機関(国土交通省)・関係機関との事業調整、開通に向けたスケジュール管理を行っています。
 
Q 面白み、やり甲斐は何ですか。
 関係機関の調整といった「課題を一つずつ解決していく」日々の積み重ねが、最終的に道路の開通といった形ある成果となって現れるところにやり甲斐を感じます。

Q 専門性が活かされたエピソードを教えてください。
 道路事業に必要な用地取得を進めるため、地権者宅に説明に行き、事業の必要性の説明や用地取得のお願いをして大切な土地を譲っていただけることになった時があった。

Q 自己の成長を実感したエピソードを教えてください。
 関係期間との調整で、自分で日程調整、資料作成、説明を行うことができ、最終的に協議を終了することが出来たとき。

Q 将来携わってみたい仕事は。
 一つ一つの仕事が最終的には社会資本を利用する人のためにつながっていると考えているので、与えられた仕事をしっかり行いたい。

◇ 業務紹介
  新たに道路を造る予定・可能性がある箇所の調査、バイパスや拡幅などの事業を実施している箇所(国道357号(例:東京港トンネル)、国道17号新大宮上尾道路)の調査・整備を行っています。
 

  
 
建築  
法務省 今城 絵美子
大臣官房施設課法務技官(実施設計担当)
平成27年 法務省採用
       大臣官房施設課(基本設計担当)
平成28年 (総務・特命、国際協力担当)
平成29年 現職
 
Q 志望動機を教えてください。
 犯罪心理や機能を重視した建物の設計に興味があったため、刑務所や拘置所等の矯正施設の設計を日本で唯一専門で行っている施設課に惹かれました。

Q 日々の仕事を紹介してください。
 担当する工事案件についての工事受注者や監督職員からの質問対応や、施設使用者からの要望等を受けての調整等を行っています。
 
Q 面白み、やり甲斐は何ですか。
 施設課は設計者兼発注者の立場であるため、建物を建設するに当たり多額の予算を動かすための判断を要する場面もあり、とても責任が重いですが、その分、建物が完成した時の達成感もあり、大変やり甲斐のある仕事です。

Q 専門性が活かされたエピソードを教えてください。
 学生時代は主に意匠の勉強をしてきたので、基本設計業務での設計検討や、実施設計での詳細検討や色決め等の仕事に役立っています。

Q 自己の成長を実感したエピソードを教えてください。
 1、2年目は知らない専門用語が多く、工事の打ち合わせ内容を理解することすら大変でしたが、徐々に知識が増えてきたことで、自ら意見が言えるようになった時に成長を実感しました。

Q 将来携わってみたい仕事は。
 実際に刑務所や少年院等の現場の技術系技官として働き、よりよい施設整備に貢献したいです。

◇ 業務紹介
 施設課は、法務省の施設整備部門として、法務省が所管する施設の整備に関する企画、設計、工事、保全管理まで一連の業務を行っています。
 特に、刑務所や拘置所、少年院等の収容施設については、施設課が設計等を行う国内唯一の機関です。

 

  
 
物理  
気象庁 泉 敏治
観測部気象衛星課運用監査係長
平成15年 気象庁 採用
       総務部総務課広報室
平成17年 神戸海洋気象台 観測予報課
平成21年 気象衛星センター データ処理部 解析課
平成26年 気象研究所 気象衛星・観測システム研究部
平成29年 現職
 
Q 志望動機を教えてください。
 官庁訪問の際、地下街で浸水害の痕跡を見たのがきっかけで、気象庁を意識するようになりました。
 気象庁の発表する気象・地震等の情報は、普段の生活で目にする機会がきわめて多く、また、生活の安全安心に直結することもあり、もはや重要なインフラといっても過言ではありません。そのような気象情報の作成・提供に関わる業務には大きな責任を伴いますが、その一方でやり甲斐も大きいだろうと考え、気象庁を志望しました。


Q 日々の仕事を紹介してください。
 気象衛星ひまわり8号・9号の運用は民間企業により行われており、私はその企業の事業の管理を行っています。ひまわり8号・9号搭載の高性能センサーにより、カラー画像の撮影や積乱雲の盛衰の把握等ができるようになりました。このため、衛星画像の防災上の重要性はさらに高まっています。私は、この企業がひまわりの管制と画像データの受信を確実かつ安定的に行えるか、企業の事業安定性に問題が無いかなどのチェックを行っています。
 
Q 面白み、やり甲斐は何ですか。
 気象庁の業務は天気予報、地震・火山活動の監視・予測、海洋の観測など多岐にわたっています。その中で私は、広報業務や気象観測・予報現業、衛星画像解析業務、気象観測装置の研究開発と多くの業務に携わってきました。各業務に必要な知識の習得は大変ですが、それまでの経験が異なる業務で活かせることがあり、面白みを感じます。また、現在の業務では気象衛星運用の一端を担っている重責と共にやり甲斐を感じています。

◇ 業務紹介
  わが国は、地震や火山活動、大雨、台風などにより多くの被害を受けてきました。気象庁では、このような自然現象の観測・予報などの情報提供を通じて、自然災害の軽減や交通安全の確保、国民生活や産業活動の向上・発展に貢献しています。このような気象情報の高度化には先進的な科学技術の導入が欠かせません。そのため、気象庁では多くの技術系職員が活躍しています。
 

  
 
化学
財務省税関 桂 聖子
東京税関業務部統括審査官(通関第2部門担当)付審査官
平成18年 財務省採用 東京税関東京外郵出張
      所統括審査官(通関第3部門担当)付
平成21年 財務省関税中央分析所
       (後継者育成研修生)
平成22年 東京税関業務部統括分析官
       (分析第2部門担当)付
平成23年 財務省関税中央分析所調査企画室
平成24年 東京税関業務部統括審査官
       (特別通関調整部門担当)付
平成25年 東京税関大井出張所統括審査官
       (通関第2部門担当)付
平成26年 東京税関大井出張所統括審査官
       (通関第2部門担当)付審査官
平成27年 東京税関業務部統括分析官
       (分析第2部門担当)付分析官
平成29年 現職
 
 
Q 志望動機を教えてください。
 税関では、採用区分が化学であっても、分析部門に留まらず、輸出入貨物の通関の仕事や輸出入業者に調査のため立ち入る仕事等、幅広い業務に携わります。理系の専門性を生かしつつも、それだけでは収まらず多様な仕事が出来ることに魅力を感じました。

Q 日々の仕事を紹介してください。
 私は現在、外国から東京港に到着した化学工業品等の輸入許可を行う仕事をしています。輸入者の代理人である通関業者から税関へ提出された輸入申告書等を審査し、不明点があれば通関業者に確認したり、貨物蔵置場へ赴いたりして詳らかにします。審査では、輸入品が食品衛生法や毒物及び劇物取締法等の法令の規制を受けるものではないかの判断もします。また関税率を確定させるために、税関の分析部門と連携して輸入品の成分や性状を明らかにすることもあります。
 
Q 面白み、やり甲斐は何ですか。
 税関は、机上での業務遂行だけでなく、自ら輸入者と向き合ったり貨物を確認したりすることで、適正な徴税や密輸入阻止の実感を得られる点が醍醐味だと思います。行政サービスは適正かつ公平な徴税なくしては成り立ちません。私は日々の業務で、申告漏れの発見や追徴課税を通して国の礎となる税収を少しでもサポート出来たという実感が有り、やり甲斐を感じています。

Q 専門性が活かされたエピソードを教えてください。
 通関部門の前に配属されていた分析部門では、密輸入された危険ドラッグの構造解析をしていました。危険ドラッグは、規制を免れるために指定薬物の構造を少しだけ変化させた薬物で、その種類は膨大です。そのため、基礎的データのまだない未知の危険ドラッグが税関で初めて見つかることもあり、それらについても税関の分析部門で一から構造を解析していました。化学の専門性を生かして不正薬物密輸阻止の一助を担えることにやり甲斐を感じます。

Q 将来携わってみたい仕事は。
 税関では、税関手続の国際的な調和や国際協力を進めるために発展途上国の税関を支援しており、貿易の円滑化に貢献しています。例えば、発展途上国の税関の分析部門は、なかったり、あっても日本のように最先端の分析機器が揃っているわけではなかったりするので、支援を必要としています。発展途上国の税関にアドバイス出来るほどの専門知識を身につけ、将来は発展途上国の税関支援の仕事に携わってみたいです。

◇ 業務紹介
 税関では、貨物の輸出入時に輸出入申告書等を審査し、適正かつ公平な関税の徴収を実現させています。また、輸出入貨物に覚醒剤や麻薬等の規制物品が入っていないかを水際でチェックすることで、国民の暮らしの安全を守っています。また、国際物流の円滑化のため税関手続のIT化が進められており、審査・検査の正確性は勿論、迅速性も益々求められるスピード感のある職場です。
 

 
  
 
農学  
農林水産省 山岸 靖典
生産局農業環境対策課土壌調査係
平成25年 農林水産省採用
       東北農政局生産部生産技術環境課
       鳥獣被害指導係
平成26年 同局経営・事業支援部農地政策推進課
       農用地高度利用係
平成27年 大臣官房統計部管理課総括係
平成29年 現職
 
Q 志望動機を教えてください。
 農業に関するあらゆる分野に関われる可能性があること。

Q 日々の仕事を紹介してください。
 年度初めには事業の委託先の決定、契約書等の作成を経て契約締結をします。その後は検討会に出席し、事業の進捗状況の把握や委託費の支払い等を行っています。
 日常的に研究機関の方と電話やメールによるやりとりがありますので、少しずつではありますが勉強して、専門的な内容にも踏み込んで議論できるようになることが目標です。
 
Q 面白み、やり甲斐は何ですか。
 毎年秋頃にはCOP(気候変動枠組条約締約国会議)という国際会議に出席しています。
 また、普段からも国際関係の業務があるので、国際業務に少し関われるという点で言葉の壁に苦労はしていますがやり甲斐はあります。

Q 自己の成長を実感したエピソードを教えてください。
 異動は多いが他分野で得た知識を別分野で活かせたとき。

◇ 業務紹介
 農林水産省の中でも環境という言葉が付いている課であり、地球温暖化の防止や生物多様性の保全に効果の高い営農活動の支援等をしています。その中でも私は、毎年、国連への報告が義務となっている我が国の農地土壌由来の温室効果ガスの排出・吸収量を算定するのに必要な基礎調査に関する委託事業を担当しています。


  
 
農業農村工学  
内閣府 取渕 竜馬
沖縄総合事務局石垣島農業水利事業所
調査設計課調査係
平成27年 内閣府採用
       沖縄総合事務局土地改良総合事務所
      保全計画課
平成28年 沖縄総合事務局石垣島農業水利事業所
       工事課
平成29年 現職
 
Q 志望動機を教えてください。
 私は、農業・農村が持つ国土保全、水源かん養、自然環境保全などの多面的機能に魅かれ、農地を守ることができれば自然環境の保護や災害の低減などに繋がると思いこの仕事を目指しました。今では、『地域のために』、『農家さんのために』という想いに変わって日々務めておりますが、様々な想いで農業農村に関われるのが農業農村工学の魅力だと思います。

Q 日々の仕事を紹介してください。
 石垣島では、過去の国営かんがい排水事業等により整備されたダムや取水施設、管水路などの施設が老朽化し漏水事故が多発するなど、本来の施設機能が発揮できず、農業用水の安定供給に支障を来しています。現在私は、石垣島の老朽化した管水路の更新に関わる設計や、工事監督を行っています。また、技術者として必要な知識・技術力を習得するために、全国で行われている業務に関する研修にも参加しています。
 
Q 面白み、やり甲斐は何ですか。
 より良い農業水利施設をつくるため、地域の方々と意見を出し合い、それが形となり、地域の営農に役立てることにやり甲斐を持っています。また、出来た施設は管理しなければならないので、管理が容易にできるよう工夫を凝らすところも面白みの一つだと感じています。その他に、転勤がある仕事がゆえに、全国の技術者とのネットワークができ、困ったときは互いに助け合い、また情報交換できるところも魅力の一つです。

Q 自己の成長を実感したエピソードを教えてください。
 採用当初は、技術者としての知識が乏しく業務の打合せでも内容がイメージできず理解に苦しむ場面が多くありました。しかし、工事を行っている現場に務めてからは、実際に目で見て確認し、理解できることが多々あり、それが刺激となり知識や技術力が向上し、日ごろの業務で理解できることが増えました。理解できると楽しく、問題に直面しても解決したくなり、それがまた技術力の向上に繋がる。現場が自身の成長のきっかけとなりました。

◇ 業務紹介
 農業農村工学採用の職員は、ダムや用水路などの農業水利施設や農地などの農業生産基盤を整備し食料の安定供給を図るとともに、農村地域の振興を目指し日々働いています。現在の職場では、農業用水源が未整備の地域に新たに用水を供給整備することのほか、過去に整備された地域において老朽化した施設の改修や更新を行ったりもしています。
 

  
 
林学
林野庁 伴 芙美香
三八上北森林管理署森林官(七戸担当区)
平成22年 林野庁採用
       近畿中国森林管理局
平成22年 鳥取森林管理署
平成23年 鳥取森林管理署管理係長
平成24年 林野庁管理課
平成25年 林野庁林政課
平成27年 現職
 
Q 志望動機を教えてください。
 小学校の頃から、山の中で遊ぶのが好きだったため、高校時代に農学部森林科学科に進学しようと決めました。大学時代には、地元の小学校の自然教室の講師をしたり、森林での調査や測量方法などを学びました。
 森林官という仕事を知ったのは、学生時代、森林管理局で開催されている森林の市というイベントに参加したのがきっかけで、森林のすぐ近くで森林を育てる仕事をしたいと考え、林野庁に就職し森林官を目指しました。

Q 日々の仕事を紹介してください。
 森林官の仕事は、自分の管轄する地域の国有林を、現場の最前線で管理することです。管轄区域の山を一番よく知っていなくてはいけない仕事なので、実際現地に足を運んで調査するなど、現場での作業が大半を占めます。
 天候が悪くない限り、朝出勤し、現場(山)で調査し、夕方事務所に帰ってきて調査結果をまとめるといったのが基本的な流れです。
 
Q 面白み、やり甲斐は何ですか。
 私の所属する森林事務所では、森林官は一人です。そのため、仕事のスケジュールやペース配分等は全て自分で考え行動します。
 自分の仕事の結果がそのまま、管轄区域の山に反映されるので、責任を感じる反面、やり甲斐も感じます。自分が転勤でその地域を離れた後、何年、何十年…といった未来の森林の姿をイメージしながら仕事ができることも魅力だと思います。

Q 専門性が活かされたエピソードを教えてください。
 大学は森林科学を専攻していたため、森林の活用方法、森林で調査方法、測量方法、治山、林道の一般的な知識、林業経営、木材の性質についてなど、森林に関する様々な事を学びました。
 また、森林環境教育についても学び、地元の小学校での自然教室の講師をするなどもしていたので、林野庁に入ってからも、それらの経験と知識は生かせたと思います。ただ、実際、業務に取り組む中で初めて学ぶことも多いので、大学時代の知識だけでなく、常に勉強することが大切だと痛感しています。


◇ 業務紹介
 天然資源の乏しいわが国にとって、国土の約7割を占める森林は、水源の涵養、山地災害の防止、地球温暖化の防止、林産物の供給など国民生活に様々な恩恵をもたらす貴重な財産です。この森林を守り育て、次世代に引き継ぐことが林野庁の使命です。