総合職院卒行政区分
法務省 長瀬 亮介
大臣官房人事課企画第一係・調査係
平成27年 法務省採用
       保護局更生保護振興課
平成28年 函館保護観察所
平成29年 現職
 
Q 志望動機を教えてください。
 世の中には、生まれた環境など自分の力ではどうしようもないことが原因で、犯罪や非行を繰り返している人がいます。地を這うような精神状態の中で、生きづらさを感じている人がいます。そんな人たちの力になり、立ち直りを支えたいという思いから、法務省保護局を志望しました。業務に忙殺される中で初志を忘れかけてしまう日々もありますが、今後も当初の情熱を手放すことなく、自分にできることに精一杯取り組んでいきたいと思っています。
 
Q 日々の仕事を紹介してください。
 あまり知られてはいませんが、あやまちを犯してしまった人たちの立ち直りを支えるために、彼らと本気で向き合っている地域のボランティアの方がいます。その本気に応え、これを社会に発信し、新たな本気を生んでいくことが、「世界一安全な国」を作るためには必要です。そのような観点から、より効果的な広報活動を行うべく、関係団体と粘り強く折衝を重ねた上、官邸や民間企業などの協力を仰ぎました。説明用の資料の作成など地味な作業も多いですが、再犯防止に関する政府としての取組を、民間も巻き込んで推進するための重要な作業ですので、やりがいをもって取り組んでいました。
 
Q 面白み、やり甲斐は何ですか。
 法務省の強みは、現場があることです。本省において企画・立案した施策を現場において確認し、その効果や課題を肌で感じ、それを踏まえてまた新たな施策を考えることができます。自分が起案した通達や通知が、現場においてどのように作用していくのかを実際にみることができ、より多くの人が幸せになれる、いわば最大公約数を求めるような施策を企画・立案することの難しさを、身をもって感じることができました。そのような困難なミッションに対して、チームの一員として取り組んでいくことに、この上ないやりがいを感じます。

Q 自己の成長を実感したエピソードは。
 入省当時は、自分の意見を他人に伝えることが苦手でした。しかし、どの省庁でも一緒だと思いますが、若手であっても関係なく、上司やカウンターパートから自分の意見を求められます。「長瀬さんはどう思いますか」と上司に問われて、チームの一員として見られていることにうれしさを感じる反面、何も言えずにもどかしさを感じていました。
 そのような環境の中、「自分の意見を持つためには将来についてビジョンを持っていることが必要であり、また、ビジョンを持つためには、論点についての背景事情や他分野についての知識・経験が必要である」ということを実感しました。今では、業務内外において積極的に様々なことを勉強し、自分なりのビジョンを持ち続けることを意識しています。ささやかではありますが、そのような姿勢で生活している点に自分なりの成長を感じます。

 


  
 
総合職院卒行政区分
外務省 林 樹
アジア大洋州局中国・モンゴル第2課
平成28年 外務省採用
       現職
 
Q 志望動機を教えてください。
 世界を相手に日本という国を背負って働くことができる、語学や幅広い経験を武器に国際社会における日本の立場の向上に貢献できるという点に外務省の魅力を感じました。

Q 日々の仕事を紹介してください。
 入省以来、日中関係を経済的側面から前に進めつつ、世界的に拡大を続ける中国の経済活動と向き合う仕事に携わっています。
 二国間会談や国際会議等における総理や外相等の発言内容の調整や、国会や記者会見等を通じた国内への説明、民間企業との意見交換など、国内外の様々な仕事に関わっています。
 入省1,2年目の仕事は目立たないものがほとんどですが、どんな小さな仕事でも日本の動き一挙手一投足に関わるため、常に緊張感を持って取り組んでいます。
 
Q 面白み、やり甲斐は何ですか。
 外務省では、国内では外交政策を作る国家公務員として、海外では外交政策を前に進める外交官として、その重責を担うために日々自己研鑽が求められます。一方、自分の携わった仕事が大きなニュースになったり、外交文書として長く残るなど、国の歴史を作っていることを目に見えて実感できる非常にやりがいのある仕事です。
 国際社会の流れに常に触れながら日本の未来を作っていく仕事に、一緒に取り組んでいきましょう!

Q 将来携わってみたい仕事を教えてください。
 中国一辺倒にならないよう、様々な分野の仕事をバランス良く経験していければと思っています。
  

  
 
総合職大卒政治・国際区分
環境省 桂 愛子
水・大気環境局総務課
平成29年 環境省採用
       現職

 
Q 志望動機を教えてください。
 留学中に日本を客観的に見つめ直したことで、日本が文化・技術・価値観といった魅力をたくさん持っていることにあらためて気づき感動しました。
 こうした日本の良さを国内外に広めるとともに、日本という国の立場からより良い社会づくりに貢献したいと考え、志望しました。
 
Q 日々の仕事を紹介してください。
 局の窓口として、局に来る様々な情報や依頼の連絡・取りまとめを担当しています。国際案件・議員案件などが飛び交う中、上司の力を借りつつ、局内や省全体のことを考えて調整を行うよう心がけています。政策の大きな流れに日々触れていて、今は目の前の仕事をまわすので精一杯ですが、政策立案の一翼を担う責任感と楽しさを常に感じています。
 
 

  
 
T種法律区分
警察庁 正木 伊純
警備局警備企画課課長補佐
平成21年 警察庁採用
平成22年 警備局外事情報部外事課
平成23年 刑事局刑事企画課
平成25年 米国・コロンビア大学留学
平成27年 愛媛県警察本部刑事部捜査第二課長
平成29年 現職
 
Q 志望動機を教えてください。
 若い頃から国の政策の立案という大きな視点を持って仕事ができること。そして、警察庁は「国家の治安を護る」という責任ある明確な目標に向かって、どんな時代でも初心を貫くことができる職場だという点に魅力を感じました。また、海外留学のチャンスや、外国の国際機関・在外公館といった国際的に活躍できる場も多くある点も、国家公務員の大きな魅力だと思います。
 
Q 日々の仕事を紹介してください。
 グローバル化する世界の中で、国家の治安対策はますます重要な課題となっています。
 私はこれまで警察庁での政策立案から、都道府県警察での捜査指揮まで、幅広い仕事に携わってきました。その中では、外国に出張して刑事司法制度を学んだり、アメリカの大学院に留学してテロ法制について研究したりと、海外から学ぶこともあれば、都道府県警察の現場から学ぶことも多々あります。日本政府の一員としてこの道の「プロ」となるべく、刺激的で充実した毎日を送っています。
 
Q 面白み、やり甲斐は何ですか。
 国家公務員の仕事はとても幅広く、各ポストで成長できる環境が整っています。海外では、志を同じくする他国政府機関の職員と政策について語り合い、都道府県警察では、自分が国レベルで設計に携わった制度が実際にどう運用されているのか、現場警察官の声を聞きながら実感することができます。こうした垣根のないダイナミクスを感じられるのも、この仕事の醍醐味です。
 この飽きることのない奥深い世界で、皆さんと共に働ける日を楽しみにしています。

Q 自己の成長を実感したエピソードを教えてください。
 アメリカ留学を通じて、多様なバックグラウンドを持つ多国籍の友人たちの様々な考え方に触れることで、語学や知識だけでなく、自分の視野が広がり、人間としての幅も成長できたように思います。こうした経験を、今後の仕事にもしっかり活かしていきたいと思っています。
 
Q 将来携わってみたい仕事を教えてください。
 いよいよ開催まで数年となった2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会。この歴史的な国際行事において、日本が開催国としての治安責任を全うするために、現在、オールジャパンで政策立案に取り組んでいるところです。近い将来にこれらを結実させ、大会を成功させるのが楽しみです。
  
 

  
 
T種経済区分
経済産業省 平松 淳
大臣官房秘書課課長補佐
平成20年 経済産業省採用
       特許庁 総務部 総務課
平成22年 貿易経済協力局
        通商金融・経済協力課
平成23年 原子力安全・保安院 企画調整課
       (内閣官房原子力安全規制
       組織等改革準備室に併任)
平成24年 原子力規制庁へ出向
平成25年 製造産業局 自動車課
平成27年 留学(カリフォルニア大学
        サンディエゴ校(MBA))
平成29年 現職
 
 
Q 志望動機を教えてください。
 「豊かな生活を送りたい」というのは人間の根源的な願望の1つではないでしょうか。一方、有史以来、経済成長や技術革新は環境問題をはじめ様々な社会課題を生み出してきました。こうした経済成長と社会課題の解決を両立する経済・社会システムを、マーケットデザインを通じて構築したいという思いから、経済産業省で働きたいと思いました。
 
Q 日々の仕事を紹介してください。
 自動車課在籍時は、自動車メーカーや部品メーカーを訪れ、意見交換をしながら政策課題を抽出し、それを基に政策の仮説を立て、それをまた関係者にぶつけブラッシュアップしていくという日々でした。
 また、欧州にも出張し、海外の現場の視察、意見交換を通じ自動車産業を取り巻く世界の情勢を体感しました。こうした現場の情報を自動車産業戦略といったビジョンの策定や電気自動車の普及施策といった実際の政策に昇華する経験を通し、政策のダイナミズムを体験しました。
 
Q 面白み、やり甲斐は何ですか。
 私達が取り組む政策課題には絶対的な正解はなく、また政策のインパクトが大きい分ステークホルダーも広範にわたります。実際に政策立案する時は、「これは国がすべきことなのだろうか」、「この政策の方向性は正しいのだろうか」と常に不安に駆られます。こうした不安を抱きながらも、現場の声を聴きながら、あるべき将来像を考え抜いて政策を作り、関係者を巻き込みながら政策が実行された時、そして携わった政策によって社会が少しでも変化していくことを実感した時に、これ以上ないやり甲斐を感じます。

Q 自己の成長を実感したエピソードを教えてください。
 入省二年目に法律改正のチームに配属されました。しかしながら大学の専攻は経済学。法令の条文などまともに読んだこともありませんでした。とてつもない不安感から、文献を読みあさり、同僚からアドバイスを受けながら担当分野を徹底的に研究しました。その数ヶ月後、自ら作成した資料を携え大学教授、裁判官、産業界の方などその道のプロを訪ね、対等に議論している自分がそこにはいました。その後も度々未知の分野に配属しましたが、真摯に課題に向き合えば道は開けるというこの体験を糧に、積極的に政策課題にチャレンジできるようになりました。
 
 

  
 
総合職大卒教養区分
総務省 渡邉 萌
政治資金適正化委員会事務局
平成28年 総務省採用
       消防庁防災課
同年8月  滋賀県総務部市町振興課
平成29年 滋賀県総務部財政課
同年7月  現職

 
Q 志望動機を教えてください。
 私は、相手に求めるよりも先にまず自らが歩み寄る、というモットーがあります。学生時代に参加の機会を得た総務省のインターンシップで、霞が関で奮闘している職員の皆さんが、出向した先の地方を故郷のように大事にしていることを知りました。
 総務省では、国の視点だけでなく地方からの視点も持って、地方に歩み寄って働くことができると思い、志望しました。
 
Q 日々の仕事を紹介してください。
 政治資金適正化委員会事務局では、民主政治の健全な発達に不可欠な政治活動の公明と公正を確保するため、政治資金監査に関する具体的な指針について検討する事務を担当しています。
 現在は、上司から示される大枠の方針をより具体的な内容に落とし込む作業を行っています。上司の指示内容をよく理解したうえでそこに自分なりの考えも付加して明確に言語化することや、国全体に及ぶ影響力に対する想像力が求められていると思います。
 
Q 面白み、やり甲斐は何ですか。
 社会人となってすぐに知り合いのいない地に飛び込み、色々な方と出会い、仕事だけにとどまらず生活者として一から学ぶ機会を得ました。
 東京で生まれ育ち、東京での暮らししか知りませんでしたが、今の私には、お世話になった方が沢山いる滋賀県という大好きな場所があります。
 国家公務員として、地方で出会った人や景色を思いながら仕事ができること、地方での経験を仕事につなげられることが、この仕事の大きな魅力だと思っています。大切な人や場所が今後もどんどん増えていくことが、本当に楽しみです。


  
 
T種人間科学区分
厚生労働省 鶴川 泰生
職業安定局雇用開発部雇用開発企画課
就労支援室特定雇用対策係長
平成23年 厚生労働省採用
       職業安定局総務課
同年10月 北海道労働局(研修生)
平成24年 職業安定局総務課
平成25年 同局派遣・有期労働対策部企画課
       若年者雇用対策室
平成27年 同局雇用開発部障害者雇用対策課
       調整係長
平成29年 現職
 
Q 志望動機を教えてください。
 大学院では臨床心理学を専攻していました。個人に着目して支援を行うことに魅力を感じるのと同時に、その個人を取り巻く環境へのアプローチの大切さも感じていました。厚生労働省は、時には現場で一人一人と向き合い仕事に関する相談をすることもありますし、時には制度設計をして個人を取り巻く環境にアプローチすることもできます。自身が理想と考える支援は厚生労働省でできると感じたため、志望しました。

Q 日々の仕事を紹介してください。
 当室に依頼のある作業に関する総合調整や担当事業(生活保護受給者等の就労支援)の運用・制度設計、また、国会議員の方からの御照会への対応を日々行っています。
 
Q 面白み、やり甲斐は何ですか。
 日々、新しい仕事への対応が求められるので、飽きることがありません。
 新しい仕事がくる度に、カウンターパートと相談し合いながら、お互いの組織にとってベストな答えを見つけ出す過程は大変充実しています。
 また、担当している事業に課題が見つかった場合は、その課題を解決するためにチームで相談して、事業をより良いものに変えていきます。
 何をするにも決して1人ではなく、皆で作り上げていくところに大変魅力を感じています。

Q 自己の成長を実感したエピソードを教えてください。
 係員時代は、裏方に徹することが中心であり、人の前に立って話をすることなどありませんでした。しかし、係長になってからは、厚生労働省の看板を背負い、国会議員の先生方や秘書の皆さんに御説明にあがることもありますし、外部から依頼された研修の講師として、説明をすることもあります。説明に向けた準備は大変ですし、日々責任の重さを感じていますが、無事に終えた時には「少しは成長できたかな。」と感じます。
  


  
 
総合職院卒工学区分
国土交通省 内藤 大哲
大臣官房官庁営繕部整備課技術管理係長
平成25年 国土交通省採用
       中国地方整備局営繕部整備課
平成27年 都市局まちづくり推進課
平成29年 現職
 
Q 志望動機を教えてください。
 私は、「より良い街をつくりたい」との思いから建築を志しました。より良い街をつくるには、建物を一つずつ丁寧に作り上げていくだけでなく、そこで得られた知見を誰もが使いやすい形にまとめて共有することが重要であると考えています。
 官庁営繕部では、国家機関が業務を遂行する上で必要となる建築物(官庁施設)の整備等を行うとともに、それらに関する基準を作成しています。
 作成した基準は、建設業界において広く用いられており、業界における規範となっています。優れた基準を作り、それが様々な場所で用いられることによって、日本中の街をより良いものにしていけるのではないかと考えています。
 
Q 日々の仕事を紹介してください。
 私は基準の作成を担当する部署に所属しており、官庁施設に求められる社会的ニーズ(環境への配慮、災害に対する安全の確保、利用者の利便性など)を基準に反映させるために、日々、過去の事例の調査や民間事業者との意見交換などを行っています。また、最近では、国だけでなく地方公共団体等においても適切に施設整備ができるよう、地方公共団体の職員の方と意見交換を行いながら、ガイドラインや事例集の作成を行っています。
 
Q 面白み、やり甲斐は何ですか。
 官庁営繕部で働くことの一番の面白さは、建築に関する様々な仕事にチャレンジできることにあると思います。建築物の企画・設計・施工・保全や官庁施設に関する基準の作成以外にも、建設業界において一般的に用いられている制度の設計、地方公共団体への支援など、スケールの大きな仕事にも携わることができます。毎日のように新しい発見があり、視野の広がりを実感しています。

Q 将来携わってみたい仕事を教えてください。
 施設整備について、これまで設計しか担当したことがないので、経験したことの無い業務にも積極的に挑戦してみたいと考えています。そして、それらの経験をもとに、優れた基準を作り上げていきたいと思います。
  
 

  
 
総合職大卒
数理科学・物理・地球科学区分
気象庁 國光 真由香
総務部航空気象管理官付
平成26年 気象庁採用
       地震火山部地震津波監視課
       津波監視係
平成28年 現職
 
Q 日々の仕事を紹介してください。
 入庁後2年間は、津波警報など防災に直結した情報を発表するシステムの管理や、津波防災に関する広報資料の作成、過去に観測された津波の記録の整理など、特に津波防災に関する業務に広く携わっていました。
 今は、航空機の安全な運航のため、全国の空港における気象観測や提供する航空気象情報の充実に向けた基本的計画の作成・推進と、それに必要となる予算要求や関係機関との調整業務などに携わっています。
 
Q 面白み、やり甲斐は何ですか。
 気象庁は、さまざまな分野の気象現象についてデータを蓄積し、生活に役立つ情報を発信しています。台風・地震・火山など自然災害の多い日本で、日々の業務が人々の安全・安心な暮らしに直結することにやりがいを感じています。

 

  
 
総合職大卒化学・生物・薬学区分
特許庁 内 建吾
審査第三部プラスチック工学・審査官補
平成28年 特許庁採用
       現職
 
Q 日々の仕事を紹介してください。
 国内出願の特許審査や条約に基づく国際出願の調査業務などを行っています。私の担当分野は大学での専攻と異なるため、技術面での壁にぶつかることが多いのですが、経験豊富な指導審査官が優しく話を聞いて指導してくださるので、日々の成長を実感できます。
 また、入庁前は、審査官は黙々と審査をしているとの印象でしたが、管理職や先輩の審査官との議論が活発なことに驚きました。このように風通しが良いことも特許庁で働く魅力だと感じています。さらに、企業を訪問して工場見学、意見交換をさせていただく機会もあり、研究開発の苦労や、出願人から見た特許庁を知ることができ、審査実務をする上で貴重な経験となりました。
 
Q 面白み、やり甲斐は何ですか。
 特許権は自らの発明を独占的に実施できる一方で、わが国全体に権利の網をかけて他人の行動を制約する強い権利です。
 それを付与する審査官は責任が重く、自分の判断が適切かどうかを不安に思うこともあります。でも、発明を公開し、それを利用して新たな発明を生み出すために不可欠な特許制度にかかわり、特許審査を通じて産業の発展に貢献できる点が、何よりのやり甲斐であると感じています。

 

  
 
総合職大卒農業科学・水産区分
農林水産省 千明 礼奈
生産局技術普及課スマート農業推進班スマート農業調整係
平成26年 農林水産省採用
       経営局就農・女性課総括班総括係
平成28年 現職
 
Q 日々の仕事を紹介してください。
 現在、ロボット技術やI CT(情報通信技術)を活用した次世代の農業である「スマート農業」を広める業務を担当しています。
 現職では、先進的な事例を視察するため、出張に行く機会が頻繁にありますが、そこでは、現場の生産者や企業の方々との意見交換を通じ、新聞や関係機関からの情報にはない現場の「生の声」を聞きとるようにしています。地域に即した制度設計に向けて、現場の実情を把握し、広い視野をもって業務に取り組むことを意識しています。
 
Q 面白み、やり甲斐は何ですか。
 スマート農業は、導入した場合の効果が明らかになっていないケースが多いため、実際の農業現場への導入が進みづらい現状にあります。
 そのため、イベント等においてスマート農業の先進事例を紹介したり、導入のための各種支援を行ったりしていますが、その普及に向けてはまだまだ試行錯誤の連続です。前例がない中で議論や作業を行うのは大変ですが、業務を通じて農業技術の革新に貢献できていることにやりがいを感じています。

 

  
 
総合職院卒森林・自然環境区分
環境省 岩野 公美
自然環境局野生生物課鳥獣保護管理室感染症対策係長
平成25年 環境省採用
        自然環境局 野生生物課
同年10月  同局自然環境計画課
平成26年  九州地方環境事務所 国立公園課
平成27年  田辺自然保護官事務所
平成29年  現職
 
Q 志望動機を教えてください。
 獣医学部で学びながら、野生動物と人間の共生に関わる仕事をしたいと考えるようになり、動物園等の現場での研修を重ねるうち、制度面で現場をサポートすることができればと考え、入省を希望しました。
 
Q 日々の仕事を紹介してください。
 鳥インフルエンザを主とした国内の野生動物の感染症対策について、国外での感染症の発生の情報も確認しつつ、関係省庁、都道府県、現場事務所と連携しながら取り組んでいます。
 その他、北海道えりも地域でのゼニガタアザラシ、鹿児島県出水市でのツル類の保護管理に携わっています。
 
Q 面白み、やり甲斐は何ですか。
 野生動物の感染症対策は、渡り鳥による媒介などまだ知見も少ないため、人間によるコントロールが難しいことが多いです。関係省庁や国内外との情報の共有をしながら、専門家の意見を踏まえつつ対策を進めるという試行錯誤の取り組みにやりがいを感じています。

Q 自己の成長を実感したエピソードを教えてください。
 国立公園の拡張に合わせて開設した事務所の初代自然保護官として、事務所を切り盛りする機会を得て、地元との関係づくりに苦慮しながらも、2年をかけて協力者を多く得ました。
 
Q 将来携わってみたい仕事を教えてください。
 国際機関での勤務。