職 員 紹 介
  
         
古川武秀   (匿名)   中井麻衣子
   
兵庫県警察本部 生活安全部 サイバー犯罪対策課・調査官   中部管区警察局 石川県情報通信部 情報技術解析課 解析係長   警察庁 情報通信局 情報管理課
平成19年採用 T種(理工T)   入庁7年目 U種(電気・電子・情報)   平成19年採用 T種(理工T)
 
         
(匿名)  
   
警察庁 情報通信局 情報技術解析課・主任    
入庁7年目 U種(電気・電子・情報)    
  

  
古川武秀
 
兵庫県警察本部 生活安全部 サイバー犯罪対策課・調査官
 
平成19年採用 T種(理工T)
 
◇ 学生時代の専攻分野は?
情報工学
 
◇ 志望動機は?
 人々が安全に、安心して暮らせる社会にしたい、これが私が警察庁を志望した理由です。また、業務説明会等でお会いした先輩たちが非常に人間的魅力にあふれていたのも警察庁を志望した理由の一つです。 
 
◇ 採用後の経歴は?
 採用後は、警察庁において全国的な見地から、情報通信技術の導入による犯罪捜査力の強化や、交通管制システムの高度化等に携わりました。
 現在は兵庫県警察に出向し、サイバー犯罪の取締りに従事するとともに、複雑・高度化するサイバー空間の脅威に対抗するため、高いサイバー捜査力を持った警察官の計画的な育成に取り組んでいます。
  
◇ 日々の仕事の様子は?
 警察庁では、全国警察の要望等を踏まえ、捜査に必要な資機材の整備や情報システムの設計・整備に携わったほか、関係機関と調整を行いつつ、政府計画に盛り込まれた施策の具体化などに取り組みました。
 県警では、実際の犯罪捜査に加えて、捜査力の強化に向けた施策の企画・実現に取り組んでいます。警察庁に戻った際には、これら現場の経験を政策にフィードバックすることで更なる治安の向上に繋げていきたいと考えています。
 
◇ 専門性はどのように活かされていますか?
 警察のあらゆるフィールドで科学技術の活用が不可欠となっており、多くの活躍の場があります。現在、県警でも、大学と共同で機械学習を用いたサイバー犯罪対処技術の研究を行うなど、専門性を活かした仕事をしています。
  
◇ 仕事の面白み、やり甲斐は?
 国民の安全・安心に直結した施策を自ら提案し、実現していけることに大きなやり甲斐を感じています。
 
◇ 自己の成長を実感したエピソードは? 
 旧システムの更新や新システムの整備が重なり、非常に厳しいスケジュールの中、メーカーや関係機関と検討を重ね、試行錯誤を繰り返しながらようやくシステムを完成させたとき、自分が一回り成長した気がしました。 
 
◇ 仕事と生活(家庭、趣味、地域活動など)の両立は?
 学生時代のような自由な時間は減りますが、社会人になるとオンとオフの切り替えが上手くなると思います。休日は職場の人達と一緒にIT関係のイベントに参加するなど、充実した日々を過ごしています。
 
◇ 今後関わっていきたい政策課題などは?
 情報通信技術の発展やグローバル化等により治安情勢も大きく変化しており、他府省や民間とも連携し、サイバー犯罪等の新たな社会課題の解決に取り組んでいきたいと考えています。
  
 (平成28年11月)

  
(匿名)
 
中部管区警察局 石川県情報通信部 情報技術解析課 解析係長
 
入庁7年目 U種(電気・電子・情報)
 
◇ 学生時代の専攻分野は?
知能システム工学
 
◇ 志望動機は?
 サイバー空間の脅威は、増加の一途をたどっています。そんな脅威に対し、高い技術力と組織力で対抗する「技術者集団」。私もその一員として、「安心・安全なサイバー空間を築いていきたい」との思いを持ち、警察庁で技官として働く道を決意しました。
  
◇ 採用後の経歴は?
 採用後は、警察情報通信学校や職場での研修を受け、警察通信施設の維持・管理業務に携わりました。
 警察活動の生命線である「通信」を確保するため、通信施設の点検等を行うとともに、東日本大震災時には、機動警察通信隊員として現地に出動し、機動隊を始めとした各部隊の通信の確保に尽力しました。
 その後、サイバー犯罪や、その他犯罪に利用されたパソコン、携帯電話機等から事件捜査に必要なデータ抽出を行う解析業務に就き、現在に至ります。
  
◇ 日々の仕事の様子は?
 県警察からパソコンの解析要請を受けた場合、事件の概要や、パソコンがどのように使われていたのか、捜査員と入念に打ち合わせを行い、解析を進めていきます。事件によっては捜索差押えにも同行し、現場での解析業務を通じて、捜査活動の支援を行うこととなります。
 また、解析結果は報告書にまとめることになるのですが、その結果が公判の場で争点となる場合もあるため、解析手法や内容に誤りが無いよう留意することは当然のこと、専門家でなくとも理解できるよう、技術的表現に十分配慮することに努めています。
 時には警察署や警察学校に赴き、警察官に対し、パソコン等の解析手法や最近のサイバー犯罪の手口について講義を行うことで、県警察全体のサイバー犯罪捜査の能力向上に貢献しています。
  
◇ 仕事の面白み、やり甲斐は?
 パソコン等の解析業務は、暗号化されたデータの解読や消去データの復元等、高い技術力を求められ、大きな責任を感じることもあります。
しかし、捜査活動に大きく貢献できることも多く、大変やりがいのある仕事でもあります。
 
◇ 自己の成長を実感したエピソードは? 
 当初は、高度な技術力を求められる業務に対して不安と壁を感じ、そのたびに同僚の協力を得て取り組んでいました。
 しかし、経験と研鑽を重ねるに連れ、現在では前例の無い解析であっても果敢に挑戦する強い意志を築くことができ、自己の成長を日々感じています。 
 
◇ 仕事と生活(家庭、趣味、地域活動など)の両立は?
 「警察」というと、昼夜問わず働くイメージでしょうか。私も最初、そんな印象がありました。確かに業務によっては、早朝から夜遅くまで働くこともあります。
 しかし、そのような仕事こそ同僚と協力し、早期解決に努め、それぞれのワークライフバランスの充実を図っています。
 私は、学生時代から続けている趣味の武術が早や10年目に突入し、仕事と共に成長を重ねることができています。
 
◇ 今後関わっていきたい政策課題などは?
 今後は、制御システムに対するサイバー攻撃等、新たな脅威に対抗するため、サイバー攻撃手法の分析や国民への広報啓発活動等を通じて、サイバーセキュリティ戦略の一翼を担う存在となりたいと考えています。 
 
 (平成28年11月)

  
中井麻衣子
 
警察庁 情報通信局 情報管理課
 
平成19年採用 T種(理工T)
 
◇ 学生時代の専攻分野は?
交通工学
 
◇ 志望動機は?
 警察の仕事は皆さんご存じのとおり、“安全・安心”を守ることです。人々の生活の基本であり、必要不可欠な“安全・安心”を守ることは大変重大な責務です。自分がそれに携わることができれば、これ以上のやりがいはないなと思い、警察庁を志望しました。
 また、学生時代に専攻していた交通工学の知識を生かせることもきっかけの一つでした。
  
◇ 採用後の経歴は?
 警察大学校において基礎的な研修を受け、地方機関と都道府県警察の現場で実情を体感し、採用から約1年3か月後に警察庁での勤務を開始しました。警察における情報セキュリティ対策のほか、全国警察で情報をやり取りするための情報通信基盤や警察官が使う無線機等の通信施設整備の予算要求に携わり、警察活動を支援しました。また、警視庁に出向し、都内の信号制御を司るシステムの運用管理を担当し、都民の声が直接聞こえるような仕事にも携わりました。
  
◇ 日々の仕事の様子は?
 現在は、警察庁情報通信局情報管理課で企画担当の課長補佐をやっています。課の取りまとめ的立場であり、課の業務の方針を検討するのが主な仕事です。検討する事項は多岐に渡り、情報システムの整備方針に関することから、警察白書等の広報資料に掲載する記事の内容など、様々です。課の業務を幅広く把握しておく必要があるため、常に課内の動きにアンテナを張り、課の方針立案時に的確な提案ができるように心がけています。
  
◇ 専門性はどのように活かされていますか?
 学生時代に交通工学を専攻していたので、交通部門での勤務を希望し、警視庁出向中に交通の仕事に携わりました。現場での仕事は学生時代の勉強どおりにはいきませんが、基本的な知識・考え方はもちろん役立ちますし、慣れ親しんできた分野であるからこそ、興味を持って業務に取り組むことができました。 
 
◇ 仕事の面白み、やり甲斐は?
 警察庁情報通信局は、全国の警察職員が使う通信施設や情報システムの整備を担当しているため、大きな予算を扱います。その予算で整備したものが、震災時、事件・事故発生時等の警察活動に役立っていることをニュースなどで知ると、うれしくなります。
 
◇ 自己の成長を実感したエピソードは? 
 仕事をしていると、今まで全く知らなかったことに出会うことがあります。現在は、情報システムの調達を行うための手続や仕様書の書きぶりなどについて、有識者の方からご意見をいただき、改善する取組に携わっていますが、情報システムの調達に関する政府共通ルールや他省庁の資料を調べたりして、知識の蓄積に努めています。 
 
 (平成28年11月)

  
(匿名)
 
警察庁 情報通信局 情報技術解析課・主任
 
入庁7年目 U種(電気・電子・情報)
 
◇ 学生時代の専攻分野は?
量子物性
 
◇ 志望動機は?
 私は、解析の業務に魅力を感じ入庁を決めました。その理由は、解析という業務であれば、今まで興味を持っていたプログラム等のコンピュータの知識を活かすことができ、その知識で犯罪捜査に貢献できると思ったからです。
 また、解析を行うためには豊富な知識や経験が必要であると入庁前に聞いていたので、解析業務を通して自己の成長につなげたいと考えたのも警察庁を志望した理由の一つです。
  
◇ 採用後の経歴は?
 私は、採用以後、主に、解析に関する業務に携わってきました。解析の業務には様々なものがありますが、捜索差押え現場に行き、捜査員に電子機器の押収の助言を行ったり、押収した電子機器を実際に解析するといった業務を行ってきました。
 その他にも、インフラ事業者を訪問し、サイバーテロ対策に関する訓練や協議などの業務に携わってきました。
 
◇ 日々の仕事の様子は?
 現在、私は、各都道府県で対応困難なスマートフォンの解析を担当しています。スマートフォンというのは定期的に新機種が発売されますので、そのたびに、解析手法を確立するための調査や解析用プログラムの開発を行っています。
 また、解析を行うためには、高度な技術や最新の情報が必要になりますので、定期的に国際会議に出席するなどの情報収集等の業務を行っています。
 
◇ 専門性はどのように活かされていますか?
 解析用プログラムを開発する際、プログラムやコンピュータの知識が活かされています。
 
◇ 仕事の面白み、やり甲斐は?
 電子機器を解析するためには、非常に高度な知識が必要となります。そのため、解析手法が確立されていない電子機器の調査は一筋縄にいかないこともしばしばあります。しかし、試行錯誤を重ね、解析手法を確立できた時には、並々ならぬ達成感を味わうことができます。 
 
◇ 自己の成長を実感したエピソードは? 
  各都道府県の解析を担当する職員や捜査員から自分の技術を求められたときに、自分の成長を感じます。
 
◇ 仕事と生活(家庭、趣味、地域活動など)の両立は?
 平日は、仕事で帰宅が遅くなることもありますが、休日には趣味のジョギングを楽しんだり、自己研さんのために英会話スクールに通うなど、オンオフを切り替え、日々の生活を充実させています。
 
◇ 今後関わっていきたい政策課題などは?
 犯罪に悪用される技術は日々変化しています。それとともに、解析に必要なスキルも高度なものが求められます。そのため、犯罪捜査に即座に対応できるよう、今までより一層技術力を向上させたいです。
 
  (平成28年11月)