職 員 紹 介
  
         
山名佑樹   古川祐美   久保田啓介
   
林野庁 森林整備部 治山課・災害対策調整官   林野庁 近畿中国森林管理局 島根森林管理署 森林官   林野庁 関東森林管理局 静岡森林管理署 小山第二治山事業所
平成17年採用 T種(農学V)   平成18年採用 U種(林学)   平成22年採用 U種(土木)
 
         
日浦祐介    
   
林野庁 関東森林管理局 茨城森林管理署 業務グループ(土木担当)    
平成27年採用 一般職(建築)    
  

  
山名佑樹
 
林野庁 森林整備部 治山課・災害対策調整官
 
平成17年採用 T種(農学V)
 
◇ 学生時代の専攻分野は?
森林防災工学
 
◇ 志望動機は?
 森林の存在が人間生活にもたらす様々な公益的機能、特に山地災害を防ぐ働きに魅力を感じ、これに携わりたかったからです。また、海外にも関心があったものの、学生時代に志望した青年海外協力隊が叶わず、経験不足を感じたことから、職業として森林に携わろうと考えたこともきっかけです。 
 
◇ 採用後の経歴は?
 霞ヶ関では、荒廃した山々の復旧等を行う治山事業の「予算」、公益的機能の発揮が求められる保安林の「制度」などを担当し、地方では治山ダムの設置工事や保安林の整備など、実行面に携わってきました。東日本大震災発生直後は、刻々と変わる状況の中で、補正予算等の対応に日々奔走したことをよく覚えています。また、外務省に出向し、東アフリカの在ケニア日本大使館の書記官として、日ケニアを農林水産分野からつなぐ業務も三年間経験しました。
  
◇ 日々の仕事の様子は?
 現職では、森林法に基づく保安林制度の運用に当たり、都道府県や森林管理局、さらには一般の方からの相談・照会への対応、森林を取り巻く種々の情勢に合わせた制度改善への検討などを行っています。
 森林は我が国の国土の約7割を占め、そのうち半数近くが保安林に指定されており、扱う制度が全国に及ぼす影響は大きく、(ケニア時代の国内林政のブランクも相まって、)頭を悩ませながら過ごす毎日です。 
 
◇ 仕事の面白み、やり甲斐は?
 日本で生活していくには、地震や豪雨などによる自然災害とうまく付き合って行くことが必要です。そのような中、法制度面としての保安林制度、ハード面としての治山事業など、様々な側面から森林による国土保全施策を担えることに、責任は当然大きいですが、やり甲斐を感じています。
 他にも、日ケニア間の森林分野の技術協力案件に関わるなど、森林を通した活躍の場が国内外にあることも魅力の一つです。 
 
◇ 自己の成長を実感したエピソードは? 
 これまで上司・先輩に叱られた事は数え切れませんが、時間が経ち、自分が逆の立場になった時などふとした瞬間に、当時の上司・先輩の思いに気づけた(と自分では思っている)時に実感したような…でもまだまだです…。 
 
◇ 仕事と生活(家庭、趣味、地域活動など)の両立は?
 ケニア勤務時に始めた硬式テニスにはまり、帰国後も地域のサークルで汗を流しています。また、ケニアでは日本の文化・風習に対する自分の無知を痛感したので、四季に合わせた日本人らしい過ごし方をしていきたいと思っています。
 
◇ 今後関わっていきたい政策課題などは?
 我々は都会に住んでいると、森林の働きやその恩恵を直接感じる機会が物理的に、また意識の中においても、限られてしまうと感じています。そのような中、国民ひとり一人の森林に対する理解がもっと深まっていくには、どの側面からどのようにアプローチするのが良いか、柔らかい頭をもちつつ考えていきたいです。
  
 (平成28年11月)

  
古川祐美
 
林野庁 近畿中国森林管理局 島根森林管理署 森林官
 
平成18年採用 U種(林学)
 
◇ 学生時代の専攻分野は?
生物学
 
◇ 志望動機は?
 国土の約7割を占める森林はわたしたちに多くの恩恵をもたらしてくれる貴重な財産です。林野庁は、森林を守り、活かし、次世代につないでいく仕事をしており、自然に関わりながら、山と地域の人のために仕事をしたいと思っていたわたしにとって魅力的な場所でした。
  
◇ 採用後の経歴は?
 採用1年目は林野庁本庁に在籍し日々担当業務に従事しながら、そばにいる上司が各種施策や予算編成、国会対応に関わるのを見て霞ヶ関の空気の流れを感じました。その後は各地の森林管理署、森林事務所にて国有林野事業の一端を担っています。これまでに、森林環境教育、造林や伐採等事業の現場監督、分収林や官行造林に関する事務、土地の貸借、国有地の売払処分などといった業務を経験してきました。
  
◇ 日々の仕事の様子は?
 現在は森林事務所にて森林官として働いています。自分の足で歩き、目で見て日々移り変わる山の状況を把握しています。また自分が一つの地域の山を管理しているという責任を持ちながら、山をよりよい状態に保つため必要な事業を提案し、事業の現場の監督にも携わっています。それだけでなく国有林をフィールドにした森林環境教育を行うなど、山と地域の人たちとのつながりを大切にしながら現場の最前線にいます。
  
◇ 仕事の面白み、やり甲斐は?
 国有林は森林環境を保全する場でありながら、木材を生産する場でもあります。生態系保全と林業という産業とを考えながら実践できるので、とてもやりがいがあります。また、木々の生長には時間がかかり、5年後、10年後、30年後、50年後、100年後の森林を考えるスケールの大きな仕事です。 
 
◇ 仕事と生活(家庭、趣味、地域活動など)の両立は?
 転勤が多いので、転勤先でその周辺を観光するのを楽しみにしています。また、ご近所さんや町内会とのつながりで、その土地ならではの情報を得られるのも面白いです。
 
 (平成28年11月)

  
久保田啓介
 
林野庁 関東森林管理局 静岡森林管理署 小山第二治山事業所
 
平成22年採用 U種(土木)
 
◇ 学生時代の専攻分野は?
土木工学
 
◇ 志望動機は?
 大学生の頃は、道路や橋といった社会インフラの計画や建造などについて学ぶ土木工学を専攻していました。色々と勉強している中で、治山事業や林道事業といった森林土木という分野があることを知り、森林や山地といった自然に憧れていたこともあり、この職場を志望しました。
  
◇ 採用後の経歴は?
 採用年からずっと森林や山地の崩壊地の復旧を行う治山事業の業務に携わっています。複数の事業箇所に配属され、以前は日本有数の豪雪地帯である新潟県頸城地区の地すべり多発地帯や、日本百名山の妙高山・火打山山腹という地質の脆く、標高の高い箇所での治山事業を担当していました。
 現在は静岡県小山地区の度重なる台風被害で荒廃が進んだ山間部にて、平成27年度から開始した民有林直轄治山事業を担当しています。 
 
◇ 日々の仕事の様子は?
 私の勤務する治山事業所はより事業箇所に近い箇所にあり、治山事業により特化した業務を行っている職場です。
 治山事業所では主に、崩壊箇所の現地確認や治山工事の計画・設計・積算・監督業務、さらに役場や住民といった地元関係者との対応を行っています。特に地元対応では、工事内容の具体的説明や工事支障木伐採の交渉など、工事進行にあたって欠かせないやりとりを地元住民としますので、常に迅速で相手目線に立った対応を意識しています。
 
◇ 専門性はどのように活かされていますか?
 土木工学を幅広く勉強していたので、治山構造物の体積・面積計算や水理計算、安定計算に苦戦しなかったところです。
 
◇ 仕事の面白み、やり甲斐は?
 自分が工事監督をして無事完成した治山構造物が、しばらくして再度確認したところ、見事にその機能を発揮している光景を目の当たりにしたときです。 
 
◇ 自己の成長を実感したエピソードは? 
 勤続7年目となれば自分と同じ道を歩む後輩も増えてきて、今度は自分が仕事を教える立場にならないといけません。わからないことを聞かれたとき、上手く回答できて後輩が納得した反応を示してくれたら、自分も成長したなぁって思います。
 
◇ 仕事と生活(家庭、趣味、地域活動など)の両立は?
 年次休暇を活用して地域活動や旅行を楽しむ職員が、上司部下問わず多いです。上司は年次休暇取得を促してて、私も年次休暇を活用してよく全国各地へ遊びに行っています。
 
◇ 今後関わっていきたい政策課題などは?
 ここ数年、わが国では台風や局所的豪雨といった異常気象、さらに地震による山地災害が各地で発生しています。こうした災害の早期復旧や予防に関する取り組みがより一層重要になってきていますので、今まで培ってきた自分の知見と経験を活かせればと思います。
 
  (平成28年11月)

  
日浦祐介
 
林野庁 関東森林管理局 茨城森林管理署 業務グループ(土木担当)
 
平成27年採用 一般職(建築)
 
◇ 学生時代の専攻分野は?
建築構造 材料
 
◇ 志望動機は?
 大学卒業後7年、民間の建設会社で主に鉄筋コンクリート造の住宅や集合住宅などの構造設計を担当してきましたが、コンクリートの持つ無機質な存在感よりも木造建築物の構造部分を露出して魅力あるデザインにできる部分に興味を惹かれ、林野庁の公共建築物等木材利用推進法に共感をおぼえて志望しました。
  
◇ 採用後の経歴は?
 採用1年目は、森林管理署の会計経理を担当し、縁の下の力持ちとして森林管理署の仕事を支えました。2年目からは土木担当として茨城森林管理署管内の林道等の管理・新設の工事を受け持ち、発注から現場監督まで行っています。
 
◇ 日々の仕事の様子は?
 林道等新設工事の入札発注資料の作成にはじまり、工事が始まってからも業者からの提出書類の審査など意外と事務作業が多いです。一方で設計などで測量調査をするときは、何日も同じ山の中を測量器械を担ぎながら歩き回ったりもします。
 
◇ 専門性はどのように活かされていますか?
 林道等の設計で擁壁の構造などは以前に専門書を何冊も読み込んだので理解できますが、まだまだ分からない事も多く、勉強の毎日です。
 
◇ 仕事の面白み、やり甲斐は?
 事務仕事も覚えることはたくさんありますが、山の中に入ると様々な植物に出会い、その名前と特徴を覚えていくことがおもしろいです。 
 
◇ 仕事と生活(家庭、趣味、地域活動など)の両立は?
 スケジュール管理がしっかりできれば、プライベートの時間は確保可能です。
 
◇ 今後関わっていきたい政策課題などは?
 公共建築物等木材利用推進 
 
  (平成28年11月)