職 員 紹 介
  
         
猿山喬之   岡林楠博   梅山美智子
   
会計検査院 事務総長官房 会計課・営繕係長   会計検査院 第5局 上席調査官(特別検査担当)付 調査官   会計検査院 第5局 情報通信検査課
平成19年採用 U種(土木)   平成24年採用 T種(理工T)   平成25年採用 総合職(工学)
  

  
猿山喬之
 
会計検査院 事務総長官房 会計課・営繕係長
 
平成19年採用 U種(土木)
 
◇ 学生時代の専攻分野は?
土木工学(シビルエンジニアリング)
 
◇ 志望動機は?
 私が会計検査院を志望したのは、公共事業の検査に魅力を感じたからです。公共事業は大きなプロジェクトになると、計画してから完成まで数年から数十年かかるものもあります。もし、私が作り手側の仕事についたら、いくつの事業に携われるのかと考えました。会計検査院では、実地検査で現場もいくつもまわりますので、多くの事業に携われると考えました。 
 
◇ 採用後の経歴は?
 平成19年4月採用、国土交通検査第1課(国土交通省官庁営繕部が発注した工事等の検査)→
 平成19年11月、事務総長官房会計課(施設の修繕等の工事発注)→
 平成23年11月、特別検査課(公共建築物の耐震化状況の検査)→
 平成25年11月、文部科学検査第1課(私立大学への補助金等の検査)→
 平成26年11月、事務総長官房会計課(施設の修繕等の工事発注)
  
◇ 日々の仕事の様子は?
 現在、工事発注が主な仕事です。良いものを作るために施設の管理者と請負業者との打合せに一番力を入れています。また、国の予算執行であることから、関係法令等に基づき適正な発注をする必要があります。このため、法令改正や政府の取組についても、説明会等を利用して情報収集に努めています。
 具体的な働き方としては、仕事は時間内に終わらせること、目的と手段を常に意識して、手段が目的とならないよう心がけています。
 
◇ 専門性はどのように活かされていますか?
 正直、私の職場では学生時代に学んだことが直接仕事に活きる機会は少ないと思います。ただ、私の場合は、学生時代の仲間たちの多くが作り手側に就職していることから、関連業界の状況などを聞く機会が良くあります。こういう現場の生の声はすごく仕事に役立ちますね。
  
◇ 仕事の面白み、やり甲斐は?
 やはり結果が出た時、大型案件を無事に終わらせられた時は達成感があります。特に、今は国の予算執行を担当してますから、手段を工夫して少ない経費で大きな効果をあげられた時は本当に達成感があります。 
 
◇ 自己の成長を実感したエピソードは? 
 現在の部署に異動してきた直後に比べて、業務への取組方が上手くなり仕事を時間内に終わらせることができるようになってきました。仕事が楽に感じられるようになったことが一番の成長だと思います。 
 
◇ 仕事と生活(家庭、趣味、地域活動など)の両立は?
 とても良いバランスでできています。特に、娘が生まれて1年になるのですが、この1年はほぼ毎日夕食は家族そろって取ることができました。これからも、メリハリをつけた仕事の仕方を続けていきたいと思っています。
 
◇ 今後関わっていきたい政策課題などは?
 今後、東京オリンピックのような大きな公共事業が多数実施される予定です。これらのような大きな公共事業の検査に関わりたいと思っています。
  
 (平成28年度11月)

  
岡林楠博
 
会計検査院 第5局 上席調査官(特別検査担当)付 調査官
 
平成24年採用 T種(理工T)
 
◇ 学生時代の専攻分野は?
土木工学(都市計画・交通政策)
 
◇ 志望動機は?
 官庁訪問において、実際に検査業務に従事されている調査官等の生の声を伺い、それまでイメージの持てなかった会計検査という仕事について、具体的な内容や理念、ミッションを深く知ることが出来ました。大学時代の専攻分野にこだわらず幅広く働きたいと思っていた自分にとって、様々な行政分野で活躍の場がある会計検査院の仕事は魅力でした。
  
◇ 採用後の経歴は?
 採用後、国土交通省港湾局の検査を担当している課に配属されました。全国各地にある港湾に赴き、先輩調査官等の指導の下、現場で働く職員の方から説明を受けたり、構造物の測量をしたりと、大学での研究とはひと味もふた味も違う刺激の多い日々を過ごしました。その後、官房法規課で規程の制定業務等に携わった後、現在は、省庁横断的な政策課題について検査する部署で、主に、独立行政法人の検査を担当しています。
  
◇ 日々の仕事の様子は?
 会計検査は在庁して行う書面検査と出張して行う実地検査がその両輪となっています。在庁時には、検査の論点の洗い出し、質問書の作成、相手方との日程調整等を行い、出張先では、書類の確認、担当者からの説明の聴取等を行います。何か問題があれば、実際に予算が執行されている現場に赴き、納得のいくまで調査・確認を行います。納税者である国民を代表して、国のお金の使い道を検査しているという責任感を持ち、ひとつひとつの業務に臨むように心がけています。
  
◇ 専門性はどのように活かされていますか?
 専門性が直接活かされることはありませんが、仮説を立てて、検証を行い、結果を考察するという大学時代に培った研究での考え方は、会計検査を行う上でも活かすことができていると感じています。 
 
◇ 仕事の面白み、やり甲斐は?
 インフラ構造物を実際に確認して感じた問題点を相手方にぶつけて、それがきっかけで、構造物の補修を行い安全性の向上につながったときは、行政の改善に貢献できていると実感でき、大きなやり甲斐を感じました。 
 
◇ 自己の成長を実感したエピソードは? 
 入庁当初は、上司の指示通りに業務をこなすだけで精一杯でしたが、最近になって、これまでの検査経験、知識等を踏まえて、自分の考えを報告書の内容に反映することができるようになるなど主体的に働けるようになったと実感しています。 
 
◇ 仕事と生活(家庭、趣味、地域活動など)の両立は?
 仕事とプライベートはメリハリを付けるように心がけています。休日は、趣味である卓球、将棋等を通じて心身のリフレッシュを図っています。
 
◇ 今後関わっていきたい政策課題などは?
 国民の皆様からの関心も高い社会保障分野について、自分なりの問題意識を持って検査することで、少しでも効率的な社会保障行政に寄与できればと考えています。 
 
 (平成28年度11月)

  
梅山美智子
 
会計検査院 第5局 情報通信検査課
 
平成25年採用 総合職(工学)
 
◇ 学生時代の専攻分野は?
理学部物理学科(光物性)
 
◇ 志望動機は?
 物理学科に入学したときは、「将来は物理の研究をしてみたい!!」としか考えておらず、国家公務員になることは想像すらしませんでした。
たまたま国家公務員として働く大学の先輩にお会いし、イキイキとお仕事の話をされている姿に興味を持ち、まずは各省庁が集まる人事院の説明会に行ってみることにしました。
 そこで、初めて各省庁の方々に出会い、自分が今生きているこの生活は、国の政策や法律によって支えられていることを改めて実感し、理系に縛られずとも、この世界に飛び込んでみたいと思うようになりました。
 様々な省庁を目にし、憧れる一方で、理系である自分にはなじみのない世界だと感じることも多く、「一体、どこで何のためであれば自分は頑張り続けられるのか」と悩みました。
 そんな中で出会った会計検査院は、国民目線で霞ヶ関の政策と現場の実態の両方を自分の目で見に行き、おかしいと思う事態があれば、指摘したり改善のための処置を要求したりすることを知り、自分の探していたやりたいことにピタリとはまる気がしました。
 その後、会計検査院の職員の方にお会いしていく中で、「国の税金が正しく使われているか検査する検査院なら、日本の全ての人のために働けることになり、これ以上頑張れるやりがいは無いのではないか」と最終的には考え、理系の専門からは直結しない進路選択ではあるものの、志望しました。
  
◇ 採用後の経歴は?
 現在は情報通信検査課に所属し、総務省が行っているICT分野の事業の検査を担当しつつ、ITの検査のスキルを学ぶための院内の研修チームに所属しています。また、入庁当初は、国土交通省の補助金で整備した下水道施設等の検査を担当しました。
 その他にも、理系的な内容とは離れ、法規課というところで、検査の権限や手段を定めた規則の制定・改正作業や、他省庁との法令の協議など、検査を法律の面から支える仕事も経験しました。 
 
◇ 日々の仕事の様子は?
 検査では、全国各地へ出張し、実際の現場で、不適切な会計経理は行われていないか、整備したものは安全に作られているかなどを確認しに行きます。
 現在所属している情報通信検査課では、携帯電話の通じない過疎地域で携帯電話を使えるようにするための事業の検査のために、工事現場へ山道を超えて確認しに行ったり、高いビルの上の鉄塔を登って、不法無線局を取り締まるための機器を確認しに行ったりと、国のお金が使われているあらゆる現場へ行きます。
 また、所属している研修チームでは、内部で勉強会を行ったりする他、IT検査に関する国際会議に参加させていただき、プレゼンを経験させていただいたり、世界中の検査院の方に出会いました。 
 
◇ 専門性はどのように活かされていますか?
 検査では、不適切な事態について、根拠を持って相手に納得して頂かなければならないため、そのロジックの組み立てがとても重要です。その際に、理系のものの考え方や、研究の仕方そのものが役立つと思います。また、技術的な内容を含む検査の場合は、例えば構造計算書等を読み解くのに理系の素養があると理解が早いと思います。
 
◇ 仕事の面白み、やり甲斐は?
 検査では、初めて経験すること、上手くいかないことの連続で、「どうしたらよいのだろう」と壁にぶつかることばかりですが、その度に、経験豊富な多くの上司から頂くアドバイスや先輩方の体験談からの学びで一歩一歩成長することができて、とても刺激的です。また、仕事をする上で、国民目線で考え、自分自身の素直な疑問や、おかしいと思う気持ちを大切にして仕事ができるのも魅力の一つだと思います。
 
◇ 仕事と生活(家庭、趣味、地域活動など)の両立は?
 休日は美術館に行ったり、長期休暇では海外旅行へ行って思い切り、リフレッシュしたり、地域の学習ボランティアに参加することもあります。今年の夏休みはバリへ行ってきました!
 
  (平成28年度11月)