第1回(昭和63年)「人事院総裁賞」職域グループ部門受賞者
 
 

警察庁刑事局鑑識課指紋センター
【業務内容】
 指紋センターは、全国から集められた十指指紋カードを、組織的に収集、整理、保管しておき、被疑者の身元や犯罪経歴の確認あるいは犯罪現場に残されたいわゆる遺留指紋から被疑者を割り出して、その結果 を犯罪捜査の直接的な情報として、都道府県警察に提供するなど、その活用を図っている。
【設 立】 昭和55年
【代表者】 川人貞雄所長
【職員数】 190名
 
 指紋センターは、犯罪の広域化、スピード化、巧妙化に迅速に対処するため、数年の歳月をかけ、画期的な指紋自動識別 システムを開発・導入し、指紋照合等を自動化したことにより、被疑者の割り出し件数を従来の方法に比べ約9倍と大幅に増加させる等割り出し能力を向上させ、犯罪捜査の情報の提供に尽力し、公務の信頼の確保に寄与していることが認められました。
 指紋の持つ「万人不同」「終生不変」という2大特性がヨーロッパで発見されてから、指紋は、絶対確実な個人識別 法として犯罪捜査に利用されてきました。我が国では、明治44年に警視庁が採用したのが最初ですが、現在では全国の警察で犯罪捜査に利用されています。  また、当センターでは、指紋照合のほか、鮮明な指紋を押なつする技術や、従来の方法では指紋採取ができなかったワードプロセッサの感熱紙などの新素材等からの指紋採取法などの研究開発にも余念がありません。
 
 
 
 
-総裁賞受賞者一覧に戻る-