第1回(昭和63年)「人事院総裁賞」個人部門受賞者
 
 
 増田さんは、「多年にわたり、貨幣製造部門のなかでも重要な工程である圧延作業に従事することにより、貨幣の安定的供給の確保に尽力している」ことが認められました。  造幣局は、国民経済生活に欠かせない貨幣の製造をはじめ、勲章・褒章及び金属工芸品の製造等の業務を行っていますが、増田さんの従事している貨幣製造部門の一部である圧延作業は、貨幣用地金の品質を決定付ける最終工程のため、非常に重要で、「常に繊細な注意力が必要」だということです。
 増田さんは、44年間続けて来られたのは、入局時に「『われわれの仕事は国民の経済生活に直接影響する貨幣を造ることであるということに誇りを持って与えられた仕事を全うしてもらいたい』と言われたことが支えになったと思う」と、語っていました。
 
増田 栄作 
大蔵省

 奈良県出身。昭和19年に大蔵省造幣局に採用され、貨幣製造部門に配属されて以来、一貫して、圧延作業に従事。造幣局長から昭和59年に発明考案者表彰、昭和63年には造幣技能者として最高の栄誉である技術優秀者表彰等を受賞。現在は製造部貨幣第一課技術主事(兼)圧延第一係作業長。59歳。
 
 
 
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