第1回(昭和63年)「人事院総裁賞」個人部門受賞者
 
 
 高橋さんは、「多年にわたり、鉱務監督官として、石炭鉱山の災害防止等鉱山保安の確保を図るため、監督、指導、災害の処理及び原因の究明に尽力している」ことが認められました。  鉱務監督官は、通常、危害・鉱山災害の防止のための監督指導を行っていますが、不幸にして鉱山災害が発生した時は、生存者の救助活動、二次災害の防止について指導する等の業務も行っています。
 高橋さんの27年間の勤務の中で、一番印象に残っているのは、93名の犠牲者を出した昭和56年10月の夕張新炭鉱ガス突出事故で、救助活動開始後に二次災害が発生し、「生存が確認されていた15名の救助ができなかったことが今でも一番心残りです」と、残念そうでした。
 
高橋 達夫 
通商産業省

 北海道出身。昭和36年に札幌鉱山保安監督部(現札幌鉱山保安監督局)機電課に採用されて以来、夕張、岩見沢、滝川、釧路の各鉱山保安監督署で現場第一線の鉱務監督官として活躍。滝川鉱山保安監督署次長、所長等を経て、現在は札幌鉱山保安監督局指導課長。54歳。
 
 
 
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