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第1編 ≪人事行政≫

第2部 ≪平成11年度業務状況≫

第10章 公平審査

第5節 苦情、陳情等の処理


1 苦情相談

職員から勤務条件に関して苦情相談の申出がなされた場合には、内容に応じて制度の説明や助言を行い、必要に応じてあっせんその他の方法を講じるなどにより、適切な解決を図っている。

最近5年間の状況をみると、図10に示すとおり、苦情相談の数は増加する傾向にある。苦情相談の内容は、給与、勤務時間等に関するもの、転任、配置換等に関するものなど多様であるが、いじめや職場の人間関係、セクシュアル・ハラスメントなどのデリケートな内容を含む苦情相談の申出が増えてきている。また、当局あるいは申出人が制度を十分に知っていなかったり、誤って理解していたことや、当局が十分に説明しなかったことなどが原因となっている苦情相談も相当程度見受けられる。

平成11年度に受け付けた苦情相談は、任用関係162件(22.5%)、給与関係67件(9.3%)、公平審査等関係43件(6.0%)、服務・勤務時間・休暇・セクシュアル・ハラスメント等関係258件(35.8%)、その他190件(26.4%)、計720件(100%)である。

このような多様な苦情相談の増加に対応するため、苦情相談に関する省庁連絡会議の開催など各省庁とも連携した総合的な苦情相談対応施策の推進を行うほか、平成11年度には、省庁苦情相談担当官研修を開催するなど苦情相談体制の充実を図っている。なお、インターネットの人事院ホームページに苦情相談の案内を掲載するなどして、職員に対して苦情相談業務の周知を図っている。

図10 苦情相談件数の推移


2 陳情等

陳情等は、給与関係2,213,412件(99.1%)、任用関係157件(0.0%)、服務・勤務時間・休暇等関係20,319件(0.9%)、その他234件(0.0%)、計2,234,122件(100%)となっている。

苦情相談を受ける職員(模擬)


苦情相談の流れ



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