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第2編 ≪国家公務員倫理審査会の業務≫

第1部 国家公務員倫理法全面施行までの主な動き

2 国家公務員倫理審査会の設置


倫理法の全面施行は平成12年4月1日であるが、施行に向けた準備を行うため、国家公務員倫理審査会に関する規定等は公布の日から施行された。

平成11年12月3日、内閣により、国家公務員倫理審査会会長として花尻尚前札幌高等裁判所長官、同委員として芦田甚之助日本労働組合総連合会顧問、島田Y子学校法人文京学園理事長及び浜田広株式会社リコー代表取締役会長、人事官のうちから任命される委員として播谷実人事官がそれぞれ任命され、ここに国家公務員倫理審査会が発足した。

国家公務員倫理審査会は、1)国家公務員倫理規程の制定・改廃に関する内閣への意見の申出、2)倫理法違反に係る懲戒処分の基準の作成及び改定、3)公務員倫理に関する調査研究及び企画、4)公務員倫理に係る研修の総合的企画及び調整、5)各省庁における国家公務員倫理規程遵守の体制整備のための指導及び助言、6)贈与等の報告書、株取引等の報告書及び所得等の報告書の審査、7)倫理法違反の疑いがあり、国家公務員の倫理の保持に関し特に必要があると認めるときは、当該国家公務員に質問し、立入検査を行い、証人を喚問し、又は必要な報告若しくは資料の提出を求めること、8)当該調査の結果、必要があると認めるときは、各省各庁の長に監督上必要な措置を講ずるよう求めること、9)当該調査の結果、必要があると認めるときは、国家公務員を懲戒手続に付すること等の業務を所掌している。


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