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第2編 ≪国家公務員倫理審査会の業務≫
第2部 平成14年度業務状況
第1節 倫理の保持を図るための啓発活動等
1 倫理制度の周知徹底、広報活動
倫理法・倫理規程の適正な運用を確保するためには、その内容が、これらの法令の適用を受ける職員や職員と接触する民間企業等に十分理解されることが重要である。そのため、倫理審査会は、平成14年度において次のような施策を実施した。
- (1) 各府省の本省担当者を集めた会議を開催し、倫理法・倫理規程の運用に関する説明を行うとともに、各府省における適正な運用を図るため、各種の資料提供を行った。その一環として、平成14年6月に、前年度に作成した「国家公務員倫理規程事例集」に新たに92事例を追加した改訂版を作成し、各府省に配布した。
(2) 職員と接触する民間企業等に向けて、国家公務員の倫理制度のポイントをまとめたパンフレット「民間の方々にも知っておいていただきたい国家公務員倫理法・倫理規程のポイント」を作成し、各府省や経済団体等に配布した。また、経済団体の会員等を対象として、倫理法・倫理規程に関する説明会を行った。
(3) 倫理審査会のホームページにおいて、「国家公務員倫理規程事例集(平成14年改訂版)」や各種パンフレット、贈与等報告書の提出状況を掲載したほか、倫理規程に関するQ&Aを追加するなど、その内容の充実を図った。
(4) 平成13年度の倫理審査会の活動状況を冊子としてまとめ、広報用資料とするとともに、人事院広報誌「人事院月報」において公務員倫理の特集を掲載するなど、積極的に広報活動を行った。
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