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第1編 人事行政

第2部 人事行政この1年の主な動きと今後の課題

V 人材の育成

1 国民全体の奉仕者としての意識の徹底


近年、国民の信頼を損なうような不祥事が続いたことや政治と行政の関係の在り方が改めて問われるなど、公務員に対する国民の目は非常に厳しくなっており、国民の信頼を確保するため、国民全体の奉仕者としての意識の徹底等を図る研修の充実が求められている。このため、人事院が実施する各府省職員の合同研修においては、平成14年度から公務員の在り方を原点から見つめてもらうことなどを目的に導入した古典読書研究の科目を充実させるとともに、公務員の政治的中立性について考える科目を新たに取り入れた。

また、各府省の研修においても公務員倫理・服務等の科目が効果的に実施されるよう、平成15年度は、各府省の研修担当官との検討を重ねて標準的な研修教材を新たに開発し、各府省に配布した。本教材は、職員が原点に立ち戻って、公務の特性や公務員の在り方を再認識し、公務員倫理・服務等についての理解を深めることができる内容となっており、各府省において様々な形態で実施が可能となるように配慮して作成している。

今後とも各府省との連携を強化しつつ、これらの研修の効率的・効果的な実施の在り方の検討に取り組むこととしている。


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