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第2編 国家公務員倫理審査会の業務

第1部 倫理制度に関するこの1年の主な動きと今後の課題

2 倫理制度に関する意見聴取

3 倫理制度をめぐる状況と今後の課題


倫理法・倫理規程は、施行から4年を経過し、職員が遵守すべきルールとして、職員や職員が接触する民間企業等に定着してきている。倫理審査会が各界から聴取した意見やアンケート調査結果からも、倫理法・倫理規程により職員の意識や行動が変化し、職務に係る倫理の保持に一定の効果が出ていることがうかがえる。一方で、「公務員との情報交換・コミュニケーションがやりづらくなった」といった意見もあり、倫理審査会では、公務の公正な執行に対する国民の信頼を確保しつつ、公務員が誇りを持って生き生きと働けるよう、倫理規程の望ましい在り方について検討を続けている。

倫理審査会は、倫理規程の施行の日から5年以内に、その施行状況等について検討し、検討の結果改正が必要であると認めるときには内閣に対し意見の申出を行うこととされている(倫理規程附則第2条)。平成16年度末で施行から5年となることから、今後、16年度中を目途に改正の必要の有無について判断を示せるよう、各方面の様々な意見やアンケート調査結果等も踏まえて多角的に検討を行うこととなる。


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