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第1編 人事行政

第2部 人事行政この1年の主な動きと今後の課題

IV 分限処分の適正化


分限制度は、職員が恣意的に免職・降任されたり職務に従事する権利を奪われてはならないという身分保障を前提として、公務の適正かつ能率的な運営を図るために職員に不利益な身分変動を及ぼす制度である。

官職に必要な適格性を欠くと認められる職員がいる場合には、当該職員の行動や職務遂行の態様等を総合的に判断して分限免職、降任等を行うこととなるが、その判断事由は多岐にわたることから、当該公務の事情に精通している任命権者に幅広い裁量権が与えられている。

人事院としては、各任命権者が裁量権を適切に行使して分限処分をより一層適正に行い、公務の適正かつ能率的な運営が確保されるよう、分限事由に該当すると思われる場合の対応の仕方等について検討を行うこととしている。


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