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第1編 人事行政

第3部 平成16年度業務状況

第2章 人材の育成

6 本府省職員研修及び地方機関職員研修


本府省に勤務する上級係員、係長及び課長補佐級の職員を対象とした本府省職員研修を実施している。また、地方機関に勤務する新採用職員、係員、係長、課長補佐、課長級の職員を対象とした階層別の研修やボランティアなど特定のテーマを取り上げたテーマ別の研修を実施している。(資料2−2

(1) 本府省職員研修

本府省職員研修は、II種試験又はIII種試験等により採用され、本府省に勤務している職員を対象に、将来の本府省の中堅幹部等として求められる知識、能力等を修得させるとともに、政府職員としての一体感の醸成と国民全体の奉仕者としての意識のかん養を図ることを目的として階層別に実施している。

ア 上級係員研修

平成16年度は、「国民の視点に立った行政」をテーマに1回実施した。

イ 係長研修

平成16年度は、第1回は「失敗に学ぶ」をテーマに全期間合宿で、第2回は「男女共同参画社会のあり方を考える」をテーマにして、計2回実施した。

ウ 課長補佐研修

平成16年度は、「少子高齢化に伴う社会のあり方」をテーマに1回実施した。

(2) 地方機関職員研修

地方機関の実情を踏まえつつ、各階層ごとに求められる能力、資質等を向上させ、併せて政府職員としての一体感を培うことを目的として階層別の研修を実施するとともに、特定のテーマに関する知識・スキルを深めるための研修を実施している。

階層別研修の内容は、各階層に必要な基本的知識等を付与する科目のほか、近年の公務を取り巻く諸情勢を踏まえ、公務員倫理、男女共同参画、セクシュアル・ハラスメント防止等の科目を取り入れている。なお、一部の研修では、研修員の一体感を醸成し、研修効果を高めるため合宿研修を取り入れている。また、ここ数年、障害者疑似体験など障害者施策に関する研修に力を注いでいる。

ア 新採用職員研修

採用人数の関係等により、自らこの研修を実施することが困難な府省の地方機関に採用された職員を主な対象として、公務員倫理、公務員制度の解説、応接とマナーの科目を中心に実施した。

イ 係員研修

将来、職場のリーダーとなる中堅係員を対象にその能力を向上させるため、職場の現状や課題についての討議やプレゼンテーション、ディベートなどを主要科目として実施した。

ウ 係長研修

職場のリーダーとして必要な能力の付与を目的として、マネジメント、コーチングなどの科目を中心に実施した。

エ 管理監督者研修(課長補佐研修・課長研修)

課長、課長補佐を対象に、新たな行政需要に的確に対応し得る地方機関の幹部職員の養成を目的として、管理監督者の役割に関する科目を中心に実施した。異分野交流を図るため、民間企業からの参加を得て行っている。

オ 特定テーマ研修

高齢者・障害者に対するボランティア活動、窓口クレーム対応など特定のテーマを取り上げて研究、体験するテーマ別研修を実施した。

平成16年度の実施状況は、表2−8のとおりである。

●表2-8 平成16年度本府省職員研修・地方機関職員研修実施状況



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