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第2編 国家公務員倫理審査会の業務

第1部 倫理制度に関するこの1年の主な動きと今後の課題

3 倫理制度をめぐる状況と今後の課題


倫理法・倫理規程は、施行から5年が経過し、職員が遵守すべきルールとして、職員や職員が接触する民間企業等に定着し、倫理審査会が各界から聴取した意見やアンケート調査結果をみても、「公務員との情報交換・コミュニケーションがやりづらくなった」といった意見もあるものの、倫理法・倫理規程により職員の意識や行動が変化し、職務に係る倫理の保持に一定の効果が出ていることがうかがえる。一方で、組織ぐるみの違反行為と思われるような事案が跡を絶たず、いまだ、国民の公務に対する信頼を回復したとは言い難い状況にある。このような状況を踏まえ、倫理審査会は、倫理規程の一部改正について内閣に対し意見の申出を行ったところであるが、今後も、改正後の倫理規程の施行状況等をみながら、公務の公正な執行に対する国民の信頼を確保しつつ、公務員が誇りを持って生き生きと働けるよう、倫理規程の望ましい在り方について検討を続けていく必要があると考えている。


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