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第1編 人事行政

第1部 人事行政この1年の主な動きと今後の課題

I 採用試験制度の改革

2 II種試験「行政」区分本省庁採用制度の導入等


II種試験「行政」区分は、昭和60年の制度創設時から、全国各地に所在する官署での採用に応じられるようにするため、全国を9つの地域別の試験に分けて実施している。そのため、本省庁にII種行政職員を採用する場合には、その所在地である東京都を対象地域に含む関東甲信越地域の試験合格者から採用してきた。

近年、III種試験「行政事務」区分からの採用数が大幅に減少し、II種試験「行政」区分からの採用数がこれを上回るようになるとともに、II種試験「行政」区分合格者を本省庁で多数採用するようになっている。

このようにII種試験「行政」区分の採用をめぐる状況が変化し、本省庁に有為のII種行政職員を多数確保することが必要となってきていることから、現行の地域別の試験を維持しつつ、II種試験「行政」区分合格者であれば、受験した地域を問わず、本省庁に採用することができることとした(平成18年度の試験合格者から適用)。

また、平成18年度から、II種試験の採用プロセスの一層の透明性・公平性の確保等を図るため、第1次試験合格発表日の翌日からの官庁訪問開始、採用情報のホームページでの的確な提供等を内容とするII種試験官庁訪問ルールが各省庁の申合せにより導入されることとなっている。

▲I種試験実施風景



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