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第１編 人事行政
【第3部】 平成19年度業務状況
第2章 人材の育成
10 各府省が実施した研修
各府省は、その所属職員を対象とした研修を実施するとともに、所管の行政分野について全府省の職員を対象とした専門研修（会計研修、統計研修など）を実施している。
人事院は、各府省が行う研修に関する調整、指導を行うため、研修の実施状況について各府省に報告を求めている。平成18年度に各府省が実施した研修をみると、前年度に引き続き、個人情報の保護や情報セキュリティに関するもの、公務員倫理や服務、メンタルヘルスの増進やセクシュアル・ハラスメント防止などに関するカリキュラムを組み入れた研修が増加する傾向にあることが窺える。
なお、規則9−8（初任給、昇給、昇格等の基準）第40条に基づき、人事院の定める研修に参加し、その成績が特に良好であった者については昇給させることができることとされているが、平成19年度においてこの制度の対象として人事院が定めている研修コース数は、30コースであった。
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