米国国務省は、マイク・マンスフィールド・フェローシップ法(1994年4月成立)に基づき、日本に対する深い理解を持つ同国政府職員の育成を図るための研修(マンスフィールド研修)を行っている。研修員は、連邦政府各機関から幅広く選抜され、1年目はワシントンD.C.において日本語、日本の政治経済、文化等について研修を受けた後、2年目は我が国に派遣され、日本の各府省、国会議員事務所、民間企業等において、日常の業務を通じた研修を受けている。
人事院は、外務省と協力しつつ、研修員の各府省等への受入れのアレンジをはじめ、オリエンテーション、調査見学旅行、公務員研修所の実施する行政研修への参加等の共通プログラムを企画・実施している。
平成24年度は、第17期研修員4人を9月から1年間の予定で受け入れた。
これまでの研修員の米国政府における出身機関は、表8-1のとおりである。