2019年度初任行政研修の実施について

平成31年4月24日
 
  

 

○ 初任行政研修は、平成9年度に創設されたもので、主として総合職試験に合格して新規採用された職員を対象に実施しています。本年度も5コース、各コース5週間で実施します。

本年度の受講予定者は678人(うち女性237人)です。

○ この研修には、全府省から新規採用者が参加し、合宿での共同研究や実地体験等を行います。採用後の間もない時期に、他府省の職員とともに学ぶ機会を与えることで、研修員間の相互理解と信頼関係を醸成し、府省間の連携強化の基礎作りにも貢献します。

 本年度も、前年に引き続きNPO法人等への実地体験型プログラムの派遣先を拡充しております。

 

カリキュラムの一部について取材が可能ですので、お問い合わせください。

 
 

 

1 研修の目的等

 ○ 本府省において主に政策の企画立案等の業務に従事することが想定される新規採用職員について、①倫理観、使命感の涵養、②行政ニーズの多様化、国際化等への対応、③セクショナリズムの弊害の排除を基本的な視点として、国民全体の奉仕者としての使命感の向上、国民全体の視点から施策を行うための資質・能力の向上、研修員間の相互理解と信頼関係の醸成を目的としています。

 

 ○ 具体的には、行政政策に関する討議や、社会福祉施設及び地方自治体等における実地体験型のプログラムなどに重点を置き、国家や行政の在り方に関する基礎的素養を付与し、行政ニーズの多様化や国際化等への的確な対応を学ぶとともに、行政官としての在り方や今後の課題を考えます。

 

2 受講予定者数

  678名(うち女性237人)

 

3 研修内容等

カリキュラム及び実施日程は、別表1及び別表2のとおりです。

(1)人事院公務員研修所での合宿を中心に、実地体験型のプログラムや現場訪問なども組み合わせて実施します。

 

(2)実地体験型のプログラムとして、社会福祉施設における介護等実地体験、地方自治体(全国の市町村)における実地体験があります。

一部の研修員には、これらの実地体験に代えて、東日本大震災の被災地復興支援、地方創生、障害者就労支援等の活動を行うNPO法人等における実地体験を行います。これにより、NPO法人等の活動や地域の実態、住民や利用者等の意識等についての認識を深め、行政とNPO法人等との連携の在り方を含めた今後の取組みについて考えます。

 このほかにも、中小企業やNPO法人等への現場訪問の機会等を設けています。

 

(3)この研修は、研修員を5コースに分け、各コース5週間の日程で実施します。

    <Aコース> 5月13日(月)~6月14日(金)

    <Bコース> 5月20日(月)~6月21日(金)

    <Cコース> 5月27日(月)~6月28日(金)

    <Dコース> 6月 3日(月)~7月 5日(金)

    <Eコース> 6月24日(月)~7月26日(金)

  

(4)実施場所は、次のとおりです。  

    人事院公務員研修所  (埼玉県入間市宮寺3131)

    西ケ原研修合同庁舎  (東京都北区西ケ原2-2-1)

    所定の社会福祉施設等 (介護等実地体験の派遣先)

    所定の地方自治体等  (地方自治体等実地体験の派遣先)
                                                                                     

 

問合せ先
公務員研修所教務部長 原田 三嘉
公務員研修所主任教授 府川 陽子
公務員研修所教務第二課長 新井 正明
電話 04-2934-1291

 

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