人事院月報 2024年5月号 No.897
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○ ○ ○ ○ ○ たことと推察する。多大な苦労をされた乗組員の皆さんを労いたい。開洋丸の取組が、限られたサンマ資源を各国で取り合うのではなく、科学的知見に基づく管理方策を構築することに貢献したことを評価したい。毎年のように発生する豪雨・台風被害の早期復旧の中核として尽力していることを評価したい。自然災害への脅威が増す中、復旧支援とともに、デジタル技術等の活用による実態把握に取り組んできたことも高く評価できる。九州は近年大雨による災害が多く、台風や火山の被害もある。支援、復旧活動をスムーズに行うための活動を行っている九州地方整備局の存在は心強い。気候変動による自然災害が増加する中、気象関係者の重要性が増している。長年にわたり工夫して育成を行い、世界で活躍する人材を輩出している点が素晴らしい。○ 気象大学校は、気象に関する高度な学問技術を伝える、他にない学校である。  質の高い人材の輩出により、国民生活の安心安全につながる気象業務を支え続けていることを高く評価したい。○ 各分野の研究者や諸外国からも高く評価されている点、卒業生を含めて気象大学校関係者が一つのコミュニティとして存在することで、気象業務の円滑な遂行にもつながっている点も素晴らしい。国土交通省 九州地方整備局緊急災害対策派遣隊(TEC―FORCE)気象庁 気象大学校 ■ 令和5年度 人事院総裁賞選考委員会委員 ■  ▲宮島委員▲吉野委員▲中江委員▲橋詰委員 石戸奈々子 NPO法人CANVAS理事長、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授 佐宗 邦威 株式会社BIOTOPE代表◎玉塚 元一 株式会社ロッテホールディングス代表取締役社長CEO 所  千晴 早稲田大学理工学術院創造理工学部/研究科教授、       東京大学大学院工学系研究科教授 中江 有里 作家・女優 橋詰 邦弘 一般社団法人共同通信社特別論説委員 宮島 香澄 日本テレビ放送網株式会社報道局解説委員 吉野 直行 慶應義塾大学経済学部名誉教授(五十音順、敬称略。◎は委員長)17

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