」」「「「」「」、 のです。《EVPの要素を特定するために広範な調査と分析を実施》ソースから情報を集め、証拠を引き出し、分析しました。データソースの一つとして使ったのは、職員意識調査です。これは、現在オーストラリア公務全体で実施されている調査であり、回答率はとても高く、約八割が回答しています。司、オーストラリア公務などに関する意識や意見のほか、現在のポストに対する考えやオーストラリア公務に留まりたいのか離職したいのか、またその理由についても収集しました。この職員意識調査における一連の質問項目の分析を通じて、世代別や性別など、職員の属性に応じた意識を幅広く把握することもできます。ストラリア公務の雇用データベースと呼ばれているもので、オーストラリア公務の現職員と元職員に関する全ての雇用データを保管しています。これにより、職員が積んできたキャリアや勤務機関数、職種や役職等の情報が得られます。オーストラリア公務内外の複数のデータ職員意識調査では、業務、所属機関、上もう一つの主要なデータソースは、オーVPで取り上げるべき事柄を把握できまし公務内のデータを収集する過程で、新規採用者についての情報がないことに気づきました。そこで、過去一二か月に採用された職員に対する調査行うことにしました。この調査では、オーストラリア公務への採用経路やそれまでの就労経験、オンボーディングの経験、オーストラリア公務に惹かれた理由や働きやすい職場と考えた理由を調べました。この調査によって、新規採用者の期待に応えられている部分と応えられていない部分を特定することができ、Eた。公務外の調査も実施しており、これは「市民体験調査」、現在では「公共サービス信頼度調査」と呼ばれているもので、オーストラリア国民の公共サービスに対する意識調査です。また、オーストラリアの労働市場に関するデータも調べ、オーストラリア全土の公共・民間セクターにおいて、何が魅力と定着の原動力となっているかを明らかにしました。《外部の認識把握のための調査を実施》調査の過程で、雇用者としてのオーストラリア公務に対する世間一般の認識を把握できていないことが分かり、外部市場調査を実施しました。この調査では、多くの人がオーストラリア公務をあまり知らず、求職活動の際に選択肢として考慮していないこと、採用方針が非常に厳しく、応募プロセスも複雑で、職を得るのは難しいと考えていることが分かりました。この調査を通じて、情報の伝え方を改善することで、より多くの人にオーストラリア公務を就職の選択肢に入れることを促すことができると考えたのです。《EVPの五つの要素を特定》全てのデータをまとめ、分析を通じて、私たちは魅力と定着の主な原動力を特定し、その中から働く目的・キャリア・人・両立・福利厚生の五つの重要な要素を導き出しました。 そして、そこから学び成長する機会、「属(職場環境)」、立、勤務条件(給与・休暇等)とライフスタイルの五つのテーマで、EVPを策定しました。《オーストラリア公務のEVPの完成》調査と分析を通じて得た全ての洞察を用いて、オーストアラリア公務のEVPを最働く目的と意義コミュニティと帰働き方の柔軟性と両19
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