ell-bei実現とWです。これらの対応策については、各府省の皆様の御理解・御協力も得て、既に実現しているものや、実現に向けて大きく前進しているものもあります。また、一昨年より皆様と議論を重ねてまいりました「給与制度のアップデート」については、いよいよ措置に向けた具体案の検討フェーズに入っています。先に述べた三点の課題に、給与制度の面からも具体的な措置を講じていきたいと考えています。このように、国家公務員の人事管理について、時代環境に即したものとするだけでなく、新たな時代を見据え、これまでの延長線上ではない、抜本的な構造改革に取り組むべく、昨年、各界有識者による「人事本日は、お忙しい中、御出席いただきまして、ありがとうございます。また、日頃より、人事行政を巡る諸施策に御理解をいただき、御礼申し上げます。この国の人々の利益や生活を守り、世界最高水準の行政サービスを提供し、活力ある社会を築く。そのためには、職員一人一人が躍動できる公務の環境整備が必須となります。人事院は昨年夏「公務員人事管理に関する報告」において、三点について課題と対応策を示しました。一点目は公務組織を支える人材の確保、二点目は職員の成長と組織パフォーマンスの向上、そして三点目は多様なワークスタイル・ライフスタイルのngの土台となる環境整備はじめに重点施策■ ■ 人事院総裁 川本 裕子■ 人事行政諮問会議●人事行政の主要課題と人事院の取組方針川本人事院総裁は、公務組織を支える人材の確保、職員の成長と組織パフォーマンスの向上、勤務環境の整備などの人事院が直面する主な課題に係る人事院の取組方針について説明した上で、人事行政の諸課題への対応について、各府省に対し、協力をお願いしました。 総務課 人事院は、人事行政の円滑な運営を図るため、各府省との連携・協力に努めています。その一環として、毎年、全府省の人事管理官(人事担当課長)の出席を得て、人事管理官会議総会を開催しています。 令和五年度の人事管理官会議総会は、本年三月四日に開催され、人事院から人事行政の主要課題と人事院の取組方針を説明しました。また、参加府省を代表して、内閣官房から人事管理上の諸課題や人事院への要望事項が示されました。人事行政報告16その運用の改善に努める~人事管理官会議総会の開催~各府省との連携・協力のもとに、適切な人事制度や
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