が、本年四月三日(水)に、新規採用職員八九三名(うち女性三二三名)を対象として行われました。策の企画立案等の業務に従事することが想定される新規採用職員について、国民全体の奉仕者として必要な倫理観、使命感の自覚を促し、その視点から施策を考えるための見識を養うことを目的としています。修員は各府省の会議室、執務室等に分散して、またはテレワークで研修を受講しました。おりで、研修員は、開講式の後、公務員に求められる基本的な心構えや期待される役割などについて学びました。第五八回となる国家公務員合同初任研修この研修は、各府省等において、主に政本研修は、オンライン形式で行われ、研研修のカリキュラムは本ページの表のと開講式では、岸田内閣総理大臣、川本人事院総裁からの訓示がありました。全文は二八ページ〜三一ページに掲載しています。訓示に続き、研修員の代表者二名より、国家公務員としての第一歩を踏み出すに当たっての決意が表明されました。「公務員の基本」として、山村和也内閣官房内閣人事局総括参事官から仕事をする上での心構えや、研修等の成長機会の付与、ワークライフバランス等についての政府の取組に関する講義が行われました。続いて浅尾久美子国家公務員倫理審査会事務局首席参事官から、公務が持つ特性、服務・倫理について講義が行われました。研修員は講義と事例研究を通じ、国家公務員に期待されていること、国民全体の奉仕者として遵守すべき事項について学びを深めました。本研修は、オンライン形式での開催のため、研修員の受講場所はそれぞれ異なりましたが、採用直後に同じタイミングで研修を受講することを通じて、国家公務員として国民のために働きたいと考えてこの道を選んだ新規採用者が、その志をより強固なものとし、国家公務員としての心構えを新たにする機会となりました。今後、今回の研修員のうちの多くは、五月から公務員研修所が実施する「初任行政研修」(七コース、各一日(オンライン研修)+二・五週間)を受講し、各府省からの研修員が一堂に会しつつ、政策の企画立案業務の基本や国家公務員が果たす役割について深く考える機会を得ることとなります。新規採用職員の活躍と成長を期待します。◆開講式◆講義◆終わりに第五八回国家公務員合同初任研修に採用された職員を対象に、国家公務員合同初任研修を実施しました。人事院では、内閣官房内閣人事局と共催で、国家公務員採用総合職試験等により各府省人事行政報告~国民全体の奉仕者として、未来を切り拓く国家公務員に成長するために~ 第58回国家公務員合同初任研修日程開講式岸田文雄内閣総理大臣訓示https://www.kantei.go.jp/jp/101_kishida/discourse/20240403message.html川本裕子人事院総裁訓示https://www.jinji.go.jp/kunji/sousaikunji.html代表者挨拶「公務員の基本」山村 和也 内閣官房内閣人事局総括参事官浅尾 久美子国家公務員倫理審査会事務局首席参事官27公務員研修所
元のページ ../index.html#29