人事院月報 2024年7月号 No.899
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⑶ ⑷  点  暫定再任用についての評価「国の機関(行政執行法人を含む。)の暫定再任用職員」の暫定再任用についての評価は、「満足」と「ほぼ満足」を合わせた割合は、「勤務地」で八五・六%、「知識・経験の活用」で六九・二%、「勤務形態・勤務時間」で六七・七%、「仕事内容」で六五・○%と過半数となっていますが、「ポスト・格付け」は四六・七%、「休暇」は四四・三%であり、「給与」については一七・二%と低くなっています。(図9)暫定再任用という働き方の課題や問題「国の機関(行政執行法人を含む。)の暫定再任用職員」が考える暫定再任用という働き方の課題や問題点は、「給与の面での処遇が十分でない」が最も多く、フルタイム勤務で七二・三%、短時間勤務で七〇・五%となっており、次いで「期待されている役割が曖昧で、戸惑うことがある」が、フルタイム勤務で三一・五%、短時間勤務で四四・七%、「求められる仕事の質や量が厳しい」が、フルタイム勤務で二六・六%、短時間勤務で二三・〇%となっています。(図10)⑸ 暫定再任用を希望しなかった理由暫定再任用を希望しなかった者の希望しなかった理由は、「職場内でかつての部下や同僚に気を遣わせたくない」が四三・二%で最も多く、次いで「新しい仕事に挑戦したい」が四二・六%、「暫定再任用の給与・勤務時間等の勤務条件が希望と合致しない」が三三・三%となっています。(図11)勤務地仕事内容知識・経験の活用ポスト・格付け給与休暇勤務形態・勤務時間満足ほぼ満足どちらともいえないやや不満不満不明職場内でかつての部下や同僚に気を遣わせたくない新しい仕事に挑戦したい暫定再任用の給与・勤務時間等の勤務条件が希望と合致しない後進のポストや仕事を奪いたくない暫定再任用の仕事内容が希望と合致しないかつての部下の下では働きたくないその他不明給与の面での処遇が十分でない期待されている役割が曖昧で、戸惑うことがある求められる仕事の質や量が厳しい役職が下がり、モチベーションの維持が難しい後輩や若い世代との人間関係が難しいこれまでの知識や経験を十分に活かせない宿舎等の福利・厚生の面が十分でないその他特に課題や問題点を感じていない不明短時間勤務20%全体フルタイム勤務40%60%80%0%10%20%0%25.2%24.5%16.5%4.0%13.2%23.1%12.9%31.4%20.8%62.0%23.6%20.6%39.8%21.8%44.7%30.2%34.5%28.5%22.4%19.6%46.9%21.3%43.2%42.6%33.3%20.3%19.5%17.1%16.2%4.1%30%40%50%60%70%80%10%20%30%40%50%7.1%3.9%3.0%0.4%8.8%4.9%5.3%2.9%0.7%0.8%10.9%7.2%0.7%30.9%0.4%13.2%3.8%0.4%6.4%0.7%90%100%0%71.5%72.3%70.5%37.6%31.5%44.7%24.9%26.6%23.0%22.2%24.7%19.4%19.8%18.5%21.3%12.9%12.0%13.8%11.9%9.8%14.4%7.7%8.3%7.1%9.7%10.3%9.1%0.4%0.3%0.5%図9                 図11図10暫定再任用についての評価暫定再任用を希望しなかった理由(複数回答)暫定再任用という働き方の課題や問題(複数回答)(母集団:就労先を「国の機関(行政執行法人を含む。)の暫定再任用職員」と回答した者)(母集団:現在就労している者のうち、就労先を「国の機関(行政執行法人を含む。)の暫定再任用職員」以外と回答した者)(母集団:就労先を「国の機関(行政執行法人を含む。)の暫定再任用職員」と回答した者)19

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