人事院月報 2024年7月号 No.899
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⑶ 住居の種類住居の種類は、「持ち家(ローン返済中)」の者は二四・三%であり、「持ち家(ローン返済済み又は返済なし)」の者を含めて「持ち家」に居住している者は八〇・九%となっています。(図19)⑷ 世帯の家計の状況、家計がマイナスとなる場合の対処方法世帯の家計の状況は、就労者、非就労者の世帯ともに、「ゆとりはないが、赤字でもない」が最も多くなっています(全体三八・八%、就労者三九・六%、非就労者三三・六%)。(図20)「毎月のやりくりに苦労しており、時々赤字が出る」又は「どうやりくりしても、常に赤字が出て生活が苦しい」と回答した者の赤字が出る場合の対応は、「退職手当を取り崩す」が七〇・五%で最も多く、次いで「退職手当以外の預貯金等を取り崩す」が六一・一%となっています。(図21)⑸ 退職手当の使用予定退職手当の使用予定(使用用途)は、「将来やいざという時の備え」が最も多く(全体七七・八%、就労者七九・一%、非就労者六九・三%)、次いで、就労者では「住宅・土地の取得、住宅の増・改築」が多い(五二・二%)のに対し、非就労者では「日常生活費への充当」が多い(五四・○%)という状況になっています。(図22)全体就労者非就労者持ち家(ローン返済済み又は返済なし)持ち家(ローン返済中)公営・公団賃貸住宅、民間借屋・借間全体就労者非就労者将来やいざという時の備え住宅・土地の取得、住宅の増・改築(既に取得した住宅・土地や増・改築した住宅に対するローン返済も含む)日常生活費への充当車・家具等の耐久消費財の購入海外旅行・国内旅行費用子の教育・結婚等の費用その他・未定不明全体就労者非就労者(母集団:全回答者)毎月のやりくりに苦労しており、時々赤字が出るどうやりくりしても、常に赤字が出て生活が苦しい不明退職手当を取り崩す退職手当以外の預貯金等を取り崩す節約を徹底する資産を売却する自分が新たに就労する又は就労日数等を増やす生計を共にする家族が新たに就労する又は就労日数等を増やす子等から新たに仕送りを受ける又は仕送りを増やしてもらう不明全体就労者0%20%0%20%十分ゆとりがあるいくらかゆとりがあるゆとりはないが、赤字でもない0%3.7%14.3%3.2%14.2%7.6%15.6%56.6%55.3%66.6%38.8%39.6%33.6%40%15.0%77.8%79.1%69.3%49.9%52.2%33.6%49.0%48.4%54.0%38.0%39.4%28.5%22.2%22.2%22.5%22.2%23.5%13.1%34.5%34.8%33.3%3.8%3.6%4.0%40%60%公務員宿舎その他不明60%20%40%60%80%80%100%80%100%0%1.8%24.3%10.1%6.0%1.2%25.9%1.5%9.4%6.8%1.0%4.0%13.4%15.1%0.2%0.8%1.6%1.4%23.3%18.2%24.4%17.2%1.9%26.3%20%40%非就労者60%70.5%70.9%67.6%61.1%60.8%63.7%42.8%43.5%36.7%2.0%1.9%3.1%4.0%2.5%15.4%4.2%4.5%2.3%1.1%1.2%0.4%0.5%0.5%0.8%80%図19図20図22図21住居の種類世帯の家計の状況退職手当の使用予定(使用用途)の割合(複数回答)家計がマイナスとなる場合の対処方法(複数回答)(母集団:全回答者)(母集団:全回答者)(母集団:世帯の家計の状況を「毎月のやりくりに苦労しており、時々赤字が出る」又は「どうやりくりしても、常に赤字が出て生活が苦しい」と回答した者)22

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