の相談事案数は一、〇八一事案(前年度一、〇一五事案)で過去最多となっています。非常勤職員からの相談事案数は二七四事案(同二七九事案)となっています(図3参照)。相談者の属性別にみると、常勤職員から次いで、「勤務時間・休暇・服務等関係」(二九五事案、二一・八%)、「任用関係」(一八四事案、一三・六%)、「給与関係」(一二三事案、九・一%)となっています(図4参照)。また、常勤職員では、「パワハラ、いじめ・嫌がらせ」、「妊娠、出産、育児又は介護に関するハラスメント」、「給与関係」及び「人事評価関係」が、非常勤職員では、「パワハラ、いじめ・嫌がらせ」及び「給与関係」が、いずれも過去五年間で最多となっています(図5・6参照)。苦情相談の対応方法の多くは、「事情を聴取し、アドバイスをしたもの」人事院に相談があった際は、職員相談員が、相談内容に応じて制度の説明やアドバイスを行います。また、場合によっては、相談者の了解の下に、相談者の所属する府省へ相談内容を伝達し、必要に応じ、事実関係について調査等の対応を求め、相談に係る問題の迅速かつ適切な解決を図っています。相談の対応方法としては、「事情を聴取し、アドバイスをしたもの」が最も多くなっています(図7参照)。02345相談の内容区分は、多いものから「パワハラ、いじめ・嫌がらせ」、「勤務時間・休暇・服務等関係」、「任用関係」の順相談内容を内容区分別にみると、「パワハラ、いじめ・嫌がらせ」(四四三事案、三二・七%)が最も多く(ハラスメント関係をまとめると四七二事案、三四・八%)、9751,0102522722591,0152792741,2001,000872800600400200図3(事案数)図4その他 131事案(9.7%)パワー・ハラスメント、いじめ・嫌がらせ443事案(32.7%)事案数1,355 事案(100.0%)任用関係184事案(13.6%)勤務時間・休暇・服務等関係295事案(21.8%)常勤職員非常勤職員1,081ハラスメント関係472 事案(34.8%)セクシュアル・ハラスメント19事案(1.4%)妊娠、出産、育児又は介護に関するハラスメント10事案(0.7%)令和元人事評価関係40事案(2.9%)健康安全等関係110事案(8.1%)給与関係123事案(9.1%)(年度)苦情相談の常勤職員・非常勤職員別事案数の推移苦情相談の内容区分別事案数及び割合(常勤職員・非常勤職員計)22
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