(木曜)(オンライン)第■週第2週・合宿(入間)第3週第4週・通勤(地方)(西ヶ原)策の企画立案に従事することが想定される、総合職試験等による新規採用職員を対象としたもので、国家公務員としての基本的な心構え、基礎的素養を身に付けさせること等をねらいとしています。今年度は、七八二人(うち女性二九六人)を対象に七コースに分けて実施しました。施、研修期間の短縮などの工夫をして実施していましたが、令和五年度には、西ケ原研修合同庁舎での通勤による一週間の対面研修に続き、二日間の地方自治体等実地体験を四年ぶりに行うとともに、入間の公務員研修所での二泊三日の合宿研修を三年ぶりに行いました。今年度はそれらを更に拡充し、地方自治体等実地体験を四日間に、合宿研修を四泊五日にて実施しました。また、七コースを二回の機会に集約する形で、一日のオンライン研修を行い、公務員として仕事をする上での基本について次官級職員による講話を行い、政治と行政に関する基礎知識を得る機会を提供しました。カリキュラム設計の基本的考え方コロナ禍で培ったオンライン研修のメリットを生かしつつ、全国一七〇市町村と福島及び宮城の三団体の現場での様々な体験学習と、対面による講義、研修員相互の学びを充実させるカリキュラムにより、国【研修カリキュラムの具体例】民全体の奉仕者としての使命感の向上、初任行政官としての資質能力の向上を図るとともに、府省を超えた研修員間の相互理解と信頼関係を醸成しました。今年の講義や討議では、経済安全保障に関わる地経学、防衛政策、こども・保育政策等の近時注目される課題も多く盛り込み、行政官としての仕事の在り方、公務員としての志、自身のキャリア形成等について、多くの研修員と知り合いながら、深く意見交換ができる人事行政報告公務員研修所令和六年度初任行政研修の実施概要研修のねらい初任行政研修は、本府省において主に政地方自治体での実地体験と合宿研修を拡充コロナ禍においても、オンラインでの実各府省に新たに採用された職員七八二人を対象とした初任行政研修を実施しました。本稿ではその概要をご紹介いたします。公務員研修所では、令和六年五月九日から七月二四日までの間、七コースに分けて、総合職試験等で公務員の在り方政治と行政地方自治体実地体験等全体説明等(月曜)開講式オリエンテーションチームビルディング研究班自己紹介行政政策事例研究基調講義全体ミーティング班別討議①(月曜)移動日(現地泊)オリエンテーション地方振り返り・全体共有人権班別討議⑦(火曜)(水曜)コミュニケーション班別討議③班別討議②コミュニケーション公務員倫理を考える班別討議③地方自治体実地体験等自主研究・事前意見交換中間報告、班別討議④(火曜)(水曜)地方自治体実地体験又は被災地復興・地方創生プログラム(現地泊)(月曜)(火曜)班別討議⑧市民協働又は特別講義班別討議⑨(木曜)(金曜)国際行政の現場若手公務員の歩み班別討議⑤班別討議⑥全体ミーティングPC返却オリエンテーション(木曜)(金曜)訪問地域での振り返り(東京へ移動)(水曜)全体討議研修総括・小論文作成閉講式 26
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