人事院月報 2024年10月号 No.902
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Bavatnk Schoo de Meuronによる設計でOxford」の記念プレートが掲げられ、Inamori l &lil(of Governmentat Stone教授(Practice of ic Integrity)、Roxana 二〇一〇年に設立された大学院であり、建物は、日本の店舗ビルも手掛けたスイForumと呼ばれ〇 一九か国:アイルランド、アルメ二ア、〇 所属:外務省や原子力省等の国の機関二るなど、日本とのつながりも有しています。③ 参加者英国、インド、オーストラリア、ガーナ、コソボ、シオラレオネ、スペイン、ドイツ、ナイジェリア(二名)、日本、ネパール、パキスタン二名)、ハンガリー(二名)、フィリピン、ブラジル(四名)、ポーランド、マレーシア〇男性一七名、女性八名〇名、EU一名、地方自治体三名、国際機関一名④ 講師等学長(Dean)であるNgaire 授、プログラムダイレクターのChris Woods教Pubタル技術・公共政策)を中心とする全一二名の講師と実施担当者で構成されていました。講師は、経済政策、公共政策、公共組織管理、公共経営の大学教員のほか、演劇作家・演説家、コーチングの専門家も含むなど、多岐に渡っています。 その出身も、イギリスだけでなく、Stone教授はアメリカ出身で、アメリカ(ハーバード大)は実践が多く、イギリス(オックスフォード大)は理論が多いことから、両方を兼ね備えた理想の教育を目指してBSGに移ったとのことです。Radu准教授は、自己紹介時に幼少期より多くの国で過ごし、自らのナショナルアイデンティティは決められないと述べるなど、参加者に加え講師も多様な文化背景を有していました。⑤ プログラム参加への選抜参加には選抜があり、「専門的な業績、組織の責任、個人の動機に基づき決定する」とされていました。一月の終わりに書面審査(CV、組織図、所定の質問への回答)を受け、二月に三〇分のオンライン面接を受けました。面接では、特に、参加して何を得たいかということ、組織、役職段階、現在の仕事について詳しい説明が求められました。英語が母国語でない者への事前のRadu准教授(デジ② (BSG)リーダーシップと公共政策に取り組んでいます。修士・博士課程のほか、今回のような短期プログラムを設け、そのコミュニティは一二〇か国以上になります。ス人Herzog す。全体がガラス張りで、吹き抜けが中心にあるデザインは、「公共政策の改善」における開放性、協調性、透明性を表現しています。建物内には、実業家の稲盛和夫氏が、世界の文明、科学、精神的深化のために貢献をした者へ授与する「Kyoto Prize 広々した空間は32

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