人事院月報 2024年11月号 No.903
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民間企業の再雇用の状況二 週19時間22分30秒週15時間30分(週2日)週31時間(週4日)五九・二%と最も多くなっています。行政職俸給表㈠適用職員が就いているポスト(職務の級)を見ると、主任級(二級)又は係長級(三級)で暫定再任用された者が六七・四%となっており、多数を占める傾向が続いています。(図5)また、令和四年度に行政職俸給表㈠適用職員として六〇歳で定年退職し、令和五年度に行政職俸給表㈠適用職員として暫定再任用された者について、退職時と暫定再任用時の職務の級を比較すると、退職時より二級下位で暫定再任用された者が四六・七%(前年度は四六・〇%)と最も多く、次いで一級下位二三・九%(同二三・四%)、三級下位二一・九%(同二二・三%)の順となっており、退職時と同一級又は上位の級で暫定再任用された者は三・八%(同三・四%)でした。このように、退職時と比べて職務の級が下位の官職で暫定再任用される者が多数を占めています。人事院が令和二年に実施した「民間企業の勤務条件制度等調査」によると、定年制がある民間企業において、令和元年度中に定年退職し令和二年度に再雇用さ図2図4図38.2%(ハーフタイム(週2日半))0.4%週23時間15分(週3日)7.3%(注)民間は、令和2年「民間企業の勤務条件制度等調査」(人事院)より作成令和5年度全暫定再任用職員令和4年度【公務】60歳定年退職者のうち令和5年度に暫定再任用された者令和元年度定年退職者のうち再雇用された者【民間】(定年制がある企業)0.3%その他1.3%90.7%0%20%短時間勤務71.1%61.8%91.8%その他0.8%職員の当初からの40%60%80%フルタイム勤務28.9%38.2%職員の希望に反する13.7%希望による85.5%100%公務(行政職俸給表(一))と民間(事務・技術関係職種)の勤務形態の比較令和5年度 暫定再任用短時間勤務職員の 勤務時間別の割合 【行政職俸給表(一)】令和5年度 短時間勤務となった主な事情(新規のうち令和4年度に60歳で定年退職した者)【行政職俸給表(一)】14

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