人事院人材局は、令和六年八月二四日(土)から二九日(木)の期間において、国家公務員が活躍する全国の各府省等の職場を直接訪問し、実際の仕事の見学・体験や職員との座談会などにより、公務の仕事の魅力をリアルに感じることができるイベントとして、国家公務員オープンゼミ第二弾を開催しました。このイベントには、府省の一つとして人事院も参加し、人事院人事課が実施するプログラムとして、八月二七日(火)に職員福祉局が、二八日(水)に公平審査局が、二九日(木)に国家公務員倫理審査会事務局がそれぞれ所掌する制度や業務をテーマとするワークショップを開催しました。本稿では、八月二七日(火)に実施した職員福祉局審査課のワークショップの模様についてご紹介します。ワークショップの概要職員福祉局審査課では、近年民間企業においても取組が進められている兼業をテーマとするワークショップ(二足の草鞋の公務員?兼業で国家公務員の魅力はアップするのか〜あなたにはやってみたい兼業はありますか)を企画し、一七名の学生の方々に参加いただきました。ワークショップでは、①導入として兼業に関するクイズ、②審査課職員による兼業制度の説明、③自身がやってみたい兼業に関する個別研究・発表、④公務員がやった方がよいと思われる兼業についてのグループ討議・プレゼンテーションを実施し、和気藹々と取り組んでいただきました。自身がやってみたい兼業に関する12個別研究・発表ワークショップの冒頭で、導入としての兼業に関するクイズに取り組んでいただいたあと、審査課職員による国家公務員の兼業制度の説明を聞いていただきました。取材メモ 8月27日(火)、職員福祉局審査課では、学生の皆さんを対象に、兼業制度に関する政策立案を体験してもらうワークショップを開催しました。 本稿では、ワークショップ当日の様子について、ご紹介します。兼業制度の説明の様子 職員福祉局審査課 服務班川﨑 大誠・伊藤 直哉20~あなたにはやってみたい兼業はありますか~1day ワークショップ
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