4究・発表と、それに対する良い点と留意点についての討議を踏まえて、参加者を四つのグループに分けて、グループごとに、「公務員がやった方がよいと思われる兼業」をテーマにプレゼン資料を作成し、参加者全員に対してプレゼンテーションを行っていただきました。では、各グループともに、引き続き活発な議論が交わされていました。おいては、どのグループもパワーポイントを戸惑うことなく使いこなし、資料の見栄えを工夫しているグループもあり、デジタルスキルの高さに驚かされました。た方がよい兼業の内容、②その兼業を行った方がよい理由、③その兼業を行う上で留意が必要なこと)をご紹介します。○ ① ② ③ ○ プレゼンテーションの内容を考える場面また、プレゼンテーション資料の作成に各グループの発表内容(①公務員がやっAグループ公務員主催の公務員セミナー公務員だからこそできる兼業 本業への支障、情報の過度な発信への懸念 などBグループなど① 公務員予備校のアシスタント② 公務員の魅力を直接伝えることができ、人材確保につながる ③ 機密情報漏洩の危険性 ○ Cグループ① 部活動・スポーツクラブのコーチ、文化交流ビジネス(料理教室など)② 公益性が高いこと、趣味や自分の経験をいかしたものであること ③ 相手とのトラブルが生じた際の対応の必要性 など○ Dグループ① 文化芸術活動のアレンジメント② 社会貢献性があること、事務処理・コミュニケーション能力が培われるため公務にも役立つ ③ 本業への支障、利潤を追求し過ぎる懸念 など各グループの発表においては、発表者の方が、限られた時間の中で要領よく説明を行っている印象を受けました。また、発表に対して、提案の趣旨やデメリットを緩和するための方策などについて質疑応答が行われ、全体的に活発な意見交換がなされてなどなどなどなどいました。各グループの発表には荻野職員福祉局長も同席し、最後には各グループの発表に対して局長より講評が行われ、ワークショップは盛会のうちに幕を閉じました。おわりに参加者の皆さんには、兼業をテーマにして、政策立案のプロセスを疑似体験いただけたことと思います。今回のワークショップが、国家公務員の仕事に興味を持つきっかけに、また、近い将来の就職先の選択肢の一つとして、国家公務員を考えるきっかけになれば大変うれしく思います。グループ討議の様子22
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