空港や海港で働く注目ポイント業務内容着用場面制定の経緯、歴史注目ポイント右胸ポケットに非常を知らせる呼子笛を携帯しているものの、通常勤務の際は、警棒などの警備用具は装備せず被収容者と向き合っています。《出入国在留管理庁̶入国審査官及び入国警備官》業務内容入国審査官は、出入国審査や在留審査等の業務を行っており、全国で三、九九一人います。入国警備官は、不法入国者等を摘発等し、国外への退去強制業務を行っており、全国で一、六七六人います(職員数はいずれも令和六年度末)。これらの業務を行うことにより、日本の安全と国民生活を守りつつ国際交流の円滑な発展等に寄与するという重要な使命を担っています。着用場面原則として業務を行う際は常時着用しています。職員からひと言使命感をもって業務を遂行するために必要な服装であるので、制服を着用することによって自然と背筋が伸び、プライベートと仕事に区別を付けて勤務をすることができます。後も大人の模範として在院者の前に立っているということを忘れずに勤務したいです。後述の刑務官の制服と同様にネクタイは引っ張られると首が締まらないよう外れるようになっています。《法務省̶刑務官(看守)》刑務所や拘置所など刑事施設の規律及び秩序を維持し、被収容者を更生に導くため、生活全般に関わる仕事です。制服:常時着用警備服:警備・保安業務に従事する際に着に着用制服のデザインについては、平成二三年に一新し、現在に至っています。右から制服、活動服、警備服(写真提供:法務省)人事院月報 No.904制服を着て執務する国家公務員 ~どの制服を着て働いてみたいですか~取材メモ 用活動服:夜勤や汚染業務などに従事する際23
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