人事院月報 2024年12月号 No.904
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注目ポイント制服のモールの色は、ワインレッドで「いつわりのない心」(赤心)を表しており、崇高な使命に対する思いが込められています。職員からひと言月一日、二六年ぶりに制服が改正され、国民に親しまれる制服となるよう明るい色調となり、軽量化を図るなどスマートなものとなり、現在も使用しています。制服は、皇宮護衛官という職務に就いて初めて袖を通すことができる特別なものなので、着用するたび、身の引き締まる思いがします。特に気に入っているのは襟元の皇宮護衛官章です。深紅の台座に、皇宮警察のシンボルである五三の桐が刻まれており、こちらも皇宮護衛官だけが身に付ける特別なものになります。皇室守護という重責を担っているという誇りを胸に、常に端正な服装で職務に励むことを心掛けています。人事院月報 No.904制服を着て執務する国家公務員 ~どの制服を着て働いてみたいですか~取材メモ(写真提供:いずれも皇宮警察本部)31

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