人事院月報 2025年1月号 No.905
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Instagramも参考にしました。〔戸島〕国家公務員試験を調べるときには、「国家公務員 圧倒的に多いと思うんですよね。北海道の国家公務員全体が取り組んでいるものとして見せたいというのも方針としてあります。〔洞田貫〕ネタ決めについて、誰がいつ、どう考えるとか、内側を教えてもらえますか。〔戸島〕今は各機関から頂いたネタが多いです。自分たちでネタを作っているときは、主に齋藤さんと私で、どんどん案を出して作っています。〔齋藤〕普段から色々喋っています。例えば、デスクスタイルに関する投稿をしたときは、自分が「デスクって結構人の雰囲気分かりますよね」みたいな話をしました。そう言って戸島さんをチラ見していたら、「じゃあ、これいいんじゃない」みたいな感じで。〔戸島〕そのときに応じて考えますし、案に困ったら、他の課の若手に相談したりしていますね。〔洞田貫〕投稿し終わった後に効果の検証というか、反省会みたいなものはありますか。〔戸島〕だいたい、四半期に一回ぐらい、振り返りの時間があります。採用」と検索する方が目的で使うのは効果的なのかなと、思ったりもしました。各世代がSNSに何を求めているのかを考えさせられるきっかけにもなりました。〔戸島〕段ですが、同時に、学生は、それぞれのプロフィールやフォローするアカウントを通じて、自分がどういう自分でありたいのかということを形作っていると思います。ですので、ガツガツとした採用活動への意欲は見せ過ぎず、でも情報はしっかり伝えつつ、フォローしたくなるアカウントであることを目指せたらいいのかなと思います。〔齋藤〕自分のアカウントのフォロワーに誰が並んでいるのかも、一つのアイデンティティのような要素があるのかなと思ったりします。〔戸島〕どさんこNAVIもかっこいい系にするか、面白い系にするかなど、議論しましたよね。〔齋藤〕そこは結構答えが見つからない難しいところですね。〔紅谷〕どさんこNAVIは人事院北海道事務局第二課が運用しているとは書かれているのですが、投稿には人事院という言葉が出てこないですよね。これにはどのような意図があるのでしょうか?Instagramは情報を取るための手また、「東京 お勧め居酒屋」で調べて、Instagramを調べ̶̶普段参考にしているチャンネルやアカウントはありますか。〔戸島〕フォーマットを作るときには、デザイン系の豆知識を発信しているアカウントを見ていました。各省庁がやっている〔齋藤〕個人的にお勧めなのは、お勧めグルメとか、百円ショップのお勧めグッズとか、綺麗にまとまっていて参考になります。そういうアカウントだと、ここめくってみてください、とか、色々な仕掛けが工夫されて盛り込まれているので、そういうのも研究したりしています。上位に出てくるようなものは、見やすい作りになっていて参考になると思います。〔戸島〕民間企業の採用広報アカウントも見た記憶があります。何を見たらいいのか、最初は分からなかったのですが、方向性が類似していそうなものはとりあえず全部見てみようと思っていました。インターネット上には、人気な採用広報のSNSアカウントをまとめた情報もありました。〔齋藤〕でもそうやってていっても、意外と見つけられないんですよね。見つけられないということは、採用2025 1月号 人事院月報  36

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