人事院月報 2025年3月号 No.907
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就職先として国家公務員を意識した時期早期化の傾向が続いている「総合職試験(大卒程度)」からの採用者では、約五割の者が「大学二年生」までに、「総合職試験(院卒者)」からの採用者では、五割超の者が「大学四年生」までに、国家公務員への就職を意識しています(図2)。国家公務員への志望動機「公共のために仕事ができる」が七割超「公共のために仕事ができる」「仕事にやりがいがある」「スケールの大きい仕事ができる」と回答した者が上位三つを占めています(図1)。15.6%17.2%18.3%7.1%7.5%7.3%17.1%20.9%20.5%24.7%24.9%25.1%18.4%15.0%14.1%10.8%8.8%9.3%4.3%3.4%4.6%1.5%1.8%0.8%3.7%11.4%10.3%2.1%1.3%R6:46.1%3.3%5.4%3.8%5.0%9.9%9.3%11.2%6.6%8.4%9.5%12.0%3.3%1.7%0.4%公共のために仕事ができる仕事にやりがいがあるスケールの大きい仕事ができる性格・能力が適している堅実で生活が安定しているキャリア形成として有効である専門性を身に付けることができる職場の雰囲気がよいR6:54.6%17.7%15.3%53.3%46.0%43.8%80.0%72.1%66.1%70.0%57.0%55.5%60.0%53.9%53.2%56.6%50.0%40.0%30.0%20.0%10.0%0%(N=482)H30R5R6大学入学前大学1年生大学2年生大学3年生前半大学3年生後半大学4年生大学院進学後大学卒業後75.7%73.6%71.8%57.2%55.9%56.3%54.9%51.8%31.7%18.6%18.1%12.0%11.7%大学入学前大学1年生大学2年生大学3年生前半大学3年生後半大学4年生大学院進学後大学卒業後(N=242)H30R5R6R4R5R6総合職試験(大卒程度)総合職試験(院卒者)19※ 令和6年度初任行政研修(令和6年5月~7月実施)を受講した職員782人を対象に採用後3か月程度経過時点で実施したものです。*「N」はアンケートの令和6年度の有効回答数(以下同じ)R2R3人事院月報 No.907   人事院は、新規採用職員の志望動機等の就業意識を把握して、今後の人材確保施策に役立てるため、国家公務員採用総合職試験等に合格して令和6年4月に採用された職員に対してアンケートを実施しました。このうち、回答のあった751人について集計し、結果を取りまとめましたので、概要を紹介します。図1国家公務員になろうとした主な理由(三つ選択)図2就職先として国家公務員を具体的に意識した時期(一つ選択)人事行政報告人材局企画課(N=751)2024年度の新規採用職員の就業意識~総合職試験等からの新規採用職員に対するアンケート調査の結果の概要~

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