人事院月報 2025年3月号 No.907
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〔穴山〕人事院に入りたいと思った最初の気持ちを心に留めておきたいです。各省庁の採用説明会に参加したときに、どの省庁でも一人一人の職員の方が目をキラキラさせて自分の業務に誇りや志を持って働いている姿を見て、私はこのような方々を支える仕事がしたいと思い、人事院を選びましうのが良かったことです。先日、マイナビのWEB国家公務員テーマ別クロストークに出演させていただいたのですが、視聴者の方から頂いた就職活動に関する質問を見ていると、当時の自分も同じことを考えていたことを思い出し、お答えする立場になれたんだなと改めて実感しました。くさんの企業がありますが、なぜその会社でなければいけないのかを問われると、回答が難しいとよく聞きます。一方で、人事院では、「人事院でしかできない」業務があるので、そこも人事院の魅力の一つではないかと思います。私自身、建前の志望動機ではなくて、本心から魅力的だなと思い、人事院の面接に臨みました。〔梶浦〕業務の影響力が大きいことも魅力ではないでしょうか。実際に働いてみて、人事院の仕事は国家公務員はもちろん、地方公務員や民間企業にも影響を及ぼしていることを実感しました。私がいる補償課では病院や薬局の方とお話しする機会もあって、いろいろな方と関わることができるのも良いところだと思います。また、民間企業では同じような業界にた〔大森〕今は所属する局の窓口(※局内の連絡・調整担当)としての業務も多いので、アンテナを張り続けることが大切だなと思っています。人材局のどこに情報を展開するかということだけでなく、人材局の所管でないとしたらどこになるのかも分かるようになりたいです。今後、様々な業務を経験していく中で、自身が所属する局だけではなく局を横断して解決していかなければならない複雑な課題を考えていくこともあると思われるので、常に広くアンテナを張っていたいと思います。〔伊関〕バランス良く考えて説明できるようになりたいです。人を支えていく仕事をしていくという立場では、相手目線に立ち、バランスよく考えていくというのがまず大切だと思っています。しかし、一人でずっと考えていると、どうしても偏ってしまうところが出てくるので、いろいろな人と話していろいろな視点を得る機会が必要だと思っています。コミュニケーションをしっかり取っていくことを続けていきたいです。これから働く上で大切にしたいこと人事院月報 No.907採用1年目若手職員座談会 ~1年目を振り返って~職員座談会 33

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