人事院月報 2025年3月号 No.907
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Kmジが上映されました。また、カオ・キムホン(Kao長からも、ワークエンゲージメントとウェルビーイングは仕事の満足度を向上させるだけでなく、強靱で(な労働力を作り上げるための戦略的な必須事項である、とのビデオメッセージが寄せられました。また、開会の辞の中で、人事院の平野事務総局審議官(研修・国際担当)は、行政が対応を迫られる問題が複雑・高度化する中、多様で有為な人材を引き付けることや、職員一人一人が高いモチベーションと向上心を持って日々の業務に取り組み、能力を最大限に発揮することがこれまで以上に重Hourn)ASEAN事務総resilient)で効果的ACCSM+3は、ASEAN加盟国を中心に、各国に共通する公務員人事管理の諸課題について相互に学び合うプラットフォームです。日本ASEAN友好協力五〇周年に当たる令和五年、人事院は東京で国際シンポジウムを開催し、「公務の未来」をテーマとして意見交換を行いました。その際、人材確保や職員のモチベーション向上の観点から、ワークエンゲージメントやウェルビーイングについての取組が各国で課題となっている様子がうかがわれました。そこで、人事院は今回、これを全体テーマとする国際ワークショップを開催することにしました。開会開会にあたり、川本裕子・人事院総裁から、あらゆる組織は人、すなわち職員によって運営されており、組織のパフォーマンスは職員一人一人のモチベーション、創造性、自発性によって決まるとのビデオメッセー開催の背景㈠二i一人事院月報 No.907     ワークショップの概要05 人事院は、令和6年10月10日(木)・11日(金)の両日、北海道・札幌市において、ASEAN(東南アジア諸国連合)、中国、韓国及びオーストラリアの公務員人事管理に携わる課長級職員等と、OECD(経済協力開発機構)の専門家、東京大学公共政策大学院の学識経験者を招き、「Work Engagement and Well-being in the Public Service(公務におけるワークエンゲージメントとウェルビーイング)」をテーマとする国際ワークショップを開催しました。本稿ではその概要を紹介します。ACCSM+3 の枠組みにおける国際協力事業国際ワークショップ「公務におけるワークエンゲージメントとウェルビーイング」の開催~ ASEAN、中国、韓国、オーストラリア、OECDとの人事行政分野における交流 ~人事行政報告国際課平野審議官と各国代表

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