各セッションASEAN加盟国、東ティモール(オブEmpoyeesʼell-beiEngagementforInnovativeService(高い成果とイielGerson)氏は、エンゲーWorkstylesandng(多様な働き方High-performngCivilandWorkand㈡iiplW2025 3月号 人事院月報 ど、様々な課題について議論されました。【第二セッション】テーマ:Diverseと職員のウェルビーイング)基調講演では、人事院の矢島国際課長が、世界的にウェルビーイングが注目されている状況を概観し、日本における多様な働き方等に関する取組の現状と成果を紹介しました。その上で、公務において人材確保が重要な課題となっている点に触れ、超過勤務の縮減など、人事院が現在取り組んでいる施策の内容や方向性などについて説明しました。国別発表では、メンタルヘルス、心理的安全性、ワークライフバランス、DEI(多様性、公平性、包摂性)などに関する施策の現状と課題のほか、公務員の生活水準、休暇、災害補償などのトピックが取り上げられました。パネルディスカッションでは、ウェルビーイングを育む組織文化について意見が交わされ、下位職員へのエンパワーメント(権限委譲)の重要性、デジタル化が組織文化に与える好影響、新型コロナウイルス感染症流行下での階層制の柔軟化など、様々な事柄が議論に上りました。要となっており、職員一人一人のエンゲージメントとウェルビーイングに関する施策が、これからの公務員人事管理の鍵であると述べました。ザーバー参加)、中国、韓国、オーストラリア、日本の公務員人事管理を所管する政府機関の課長級職員等に加え、ASEAN事務局職員、OECD公共ガバナンス局の専門家、東京大学公共政策大学院の学識経験者を招へいし、 三つのサブテーマに沿って各セッションを行いました(「ACCSM+3国際ワークショップ日程表」参照)。【第一セッション】テーマ:Leadershノベーションを生み出す公務のためのリーダーシップとワークエンゲージメント)基調講演で、OECDのダニエル・ガーソン(Danジメントを促進する要因として、「モビリティ(異動)とキャリアの多様性」、「学習文化」、「リーダーシップ」の三つを挙げました。特にリーダーシップを強調し、リーダーが学習する機会を確保するとともに、リーダーの十分な能力発揮を支援するような環境を整備することが重要との説明がありました。国別発表では、地方で勤務する職員のモチベーション、リーダーシップ評価とタレント開発、エンゲージメント調査などに関し、各国の現状と施策について説明がありました。その後のパネルディスカッションでは、地方勤務職員のエンゲージメントへの対応、若い世代やデジタル人材のモチベーション向上、制約のある中でリーダーシップを最大限発揮させる条件な06パネルディスカッションの様子
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