人事院月報 2025年4月号 No.908
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全職員を対象とした倫理に係る研修を実施全ての府省等において、全職員を対象と職場内の責任者が倫理に係るメッセージを記入した上で、倫理月間に係るポスターを掲示令和六年度の倫理月間の最優秀標語作品倫理月間の期間中には、審査会会長及びら組織内の幹部・管理職員への注意喚起や所属職員へのメッセージの発信、職場内での公務員倫理に関する意見交換の実施等が行われました。そのほか、主要な取組内容として、以下の点を御紹介します。した倫理研修が実施されました。具体的には、審査会提供の教材を用いた学習・研修が五二機関中四九機関で、各府省等の独自の教材を用いた学習・研修が一七機関、その他集合研修、講演会の実施等が一部機関で行われました。(「おかしいな」 気づける知識と 職場)を記載した倫理月間のポスターに、各職場単位で倫理に係るメッセージを記入できる欄を設けており、職場内の責任者がそれぞれ工夫を凝らしたメッセージを記入し、各職場に掲示しました。委員が一部省庁を訪問し、メッセージを記われました。契約の相手方、関係団体等に対する広報活動前述の倫理審査会から経済団体等への広報活動に加え、各府省等から利害関係者となり得る関係団体や契約の相手方等に対する広報活動の検討・実施を倫理審査会から各府省等に依頼しました。これを受け、多くの府省等で、事業者向けポスターやカードの配布、事業者が確認できる場所へのポスター等掲示といった取組が行われました。その他、各府省等において実施・検討された啓発活動の例は、以下のとおりです。各府省等のホームページにリンクを掲・ 載すること等により、倫理審査会ホームページ上の事業者向けページを周知・ 倫理審査会作成の啓発資料を関係団体等へ送付・ 倫理保持への協力を要請する文書を関係団体や所管法人等に発出(事業者宛てにメールを送信する際の協力依頼メッセージ記載を含む)関係団体や契約の相手方の事業者等と・ の打合せ、会合など直接接する機会において、倫理保持への協力を要請話せる載いただいた管理職の方から直接、メッセージに込めた想いなどについてお話を伺いました(写真2・3)。独自の啓発活動多くの府省等で、省内掲示板等への記事掲載やパソコン起動時のポップアップ表示、メールや庁内放送による職員への周知啓発などの取組が行われました。また、一部の府省等では、倫理監督官等による講話や講演会の実施、独自のポスターやリーフレットの作成、独自の倫理標語の募集、独自の倫理に関するアンケートやセルフチェック、テストの実施、省内広報誌への掲載、倫理に関するメールマガジンや最近の事例、事例問題等の定期的な配信等が行(写真2、3)倫理月間ポスターを視察する模様○○○2025 4月号 人事院月報        10

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