人事院月報 2025年5月号 No.909
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LiquidProcessi(注1)ALPS処理水:多核種除去設備(AdvancedngSystem)等により、トリチウム以外の放射性物質について安全に関する規制基準値を確実に下回るまで浄化した水のこと。(注2)令和七年二月時点で、二千万回超のインプレッション(画面表示回数)、約三万六千リポスト、約五万七千いいねを達成。す。例えば、国産水産物を使ったレシピをSNSに投稿した際に、明日作ってみようといった感想を頂けたときは、とても嬉しかったです。また、このような積み重ねが、農林水産業を支えることにつながっていくのだと実感しており、そういった意味でもやりがいを感じることができています。もう一つは、今回の取組を通じて、組織に貢献しているという実感を得られたことです。広報は効果が見えづらいということが、担当者として常に抱えている悩みですが、政策担当者と連携して取組を進めてきた結果、水産物消費額の増加という実際の数字として成果を残すことができました。これはどちらか一方の担当だけでは成し得なかったことだと考えており、広報担当として組織の一員としての役割を全うできたのだと非常にやりがいを感じることができました。国民の皆様の御協力がなければ、立ち上げから現在に至るまで本取組を続けることはできませんでした。まずは本取組に御協力を頂けましたことに、心より感謝を申し上げます。今後も農林水産業の発展のため、政策の発信を行ってまいりますが、国民の皆様が知りたい情報、私たちが知っていただきたい情報を届けられるように、そして少しでも多くの方に農林水産省のファンになっていただけるように、特にSNSでは柔らかい発信を心掛けていきたいと思いますので、これからもどうぞよろしくお願いします。農林水産省のYouTubeチャンネル「BUZZコラボすることができ、おいしいものは言葉の壁を越えて人と人とをつなげてくれるということを実感しました。や、ロゴのイラストやポスターを誰でも自由にダウンロードして使用できるようにSNSやウェブサイトに掲載したことが、国民の皆様に受け入れられ、拡散していただいた一因ではないかと考えています。ちは何を伝えたいか」と同時に、「国民の皆様はどう思うか」ということも常に意識しています。職員が中心で、一人一人が自分の企画をチームに提案し、撮影・投稿まで行っていますが、何でもチャレンジできる雰囲気があり、周りと競い合える環境であることも、良い影響を与えているように思います。SNSで親しまれているデザインを参考にロゴを作成したことまた、私たちの情報発信は届かないと意味がないので、「自分た私たちのチームは若手一つは、国民の皆様とのつながりやリアクションがあることでMAFF」で最後に、国民の皆様へメッセージをお願いします。― ― ― 本取組のX投稿は、貴省のこれまでの投稿の中で最も閲覧数等が多かった(注2)など、大きな反響を呼んだ取組でしたが、何か工夫した点があれば教えてください。業務を通じてやりがいを感じられるのは、どのようなことでしょうか。▲本取組のX投稿人事院月報 No.909国民の生活・安全を支えるプロフェッショナルを表彰 ~第37回人事院総裁賞~特集 07

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