人事院月報 2025年12月号 No.916
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4.警察官の採用情勢と県警の取組県人口の減少と少子化の影響等により近加えて、受験者の呼び込みを図るべく、ために、県内の中高校生に警察官の仕事への理解を深めてもらい警察官を職業としての選択肢に入れてもらえるよう裾野を広げる取組を進めています。また県内の民間企業で働く、又は高知県出身者で県外で働きUターンを希望する方の受験を獲得するべくSPI試験による試験の広報を行っていきます。5.高知県警の働き方改革の現状と取組①警察官の勤務体制と勤務時間について警察はいつ発生するか分からない事件・事故への対応のため、二四時間即応体制を取っており、これに対応できる勤務態勢を取っています。このため、警察官の勤務態勢は毎日制勤務(八時半〜一七時一五分(実勤時間七時間四五分)と、当番日・非番日・公休日のサイクルを繰り返す当番制による三交替制勤務のいずれかの勤務に服することとなります。いわゆる交番のおまわりさんは地域警察官と呼ばれ、当番制による三交替制勤務を行っています。これは一回の勤務で、二四時間拘束で実勤務時間一五時間三〇分の勤務を行うものです。朝八時半に出勤し翌日の八時半に勤務終了となり(同日の以降のの住民の方々の御理解を得て、令和五年度からの二年間で三つの駐在所を閉場しリソースの再配分を行いました。年警察官採用試験への応募者の減少が続いております。平成二六年には四五五人の受験者がいたところ、令和六年には二一二人と直近一〇年で受験者がほぼ半減しています。受験倍率は年々の採用予定者数によって変動はありますが、四.六倍から二.五倍に低下しています。このため、対策として高校生に制服を着用してもらい犯人の追尾体験をしてもらうといった体験型採用イベントの開催、ラッピング電車による広告・出発式の実施といった広報活動の強化を図っています。また本年は八月一〇日のよさこい祭り本祭前の時間を活用して警察官によるよさこい踊りを行いました。警察がよさこい祭りに参加するのは五一年ぶりとなり、地元メディアの他、全国ニュースでも取り上げられ、動画再生回数は合計で約一八〇万回を超えました。柔道、剣道、弓道、少林寺拳法、なぎなた、語学、簿記といった警察業務に関連する資格を取得している方を採用試験時に加点する資格加点制度を大幅に拡充しました。弓道、少林寺拳法、なぎなたによる加点制度は全国警察の中で高知県警のみの加点となっています。さらに、従来型の公務員試験の代わりにSPI試験で受験できるチャレンジ型試験を導入しました。応募者の傾向ですが、高卒者区分試験では申込者の九割程度が県内出身者(出身地は卒業高校の所在地で判断、以下同じ)です。大卒者区分試験では、県内出身者の割合は申込者の約三割ですが、採用者に占める県内出身者の割合は七割前後となっています。また最終合格後の辞退率は約六割となっておりますが、辞退者の約八割が他県警察との併願によるものとなっています。こうしたことから、有為な人材を獲得していく▶ 51年ぶりに「よさこい祭り」にて演舞を披露する警察官31人事院月報 No.916高知県の安全・安心を守る強く優しい警察力の強化を目指して〜高知県警察における「警戒の空白」を生じさせない組織運営〜地方事情

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