人事院月報 2026年6月号 No.922
20/40

財務省長崎税関業務部~倫理のルールを遵守しつつ、事業者との連携強化の機会を設けることで、事業者と円滑な情報交換を可能とする体制を構築~長崎税関は、財務省の地方支分部局の一つとして、①「安全・安心な社会の実現」、②「適正かつ公平な関税等の徴収」、③「貿易の円滑化」を主要な使命としています。業務部では、輸出入申告される貨物に係る審査、許可等を行っているほか、①輸入貨物に係る関税等の税率の適用・徴収、②輸出入貨物等の分析・鑑定、③通関業の許可、通関業者の監督及び通関士試験の運営など幅広い業務を担当しています。これらの業務を適正かつ円滑に実施するためには、長崎通関業会等関係事業者(以下「事業者」という。)と税関がそれぞれの課題や悩み等について自由に意見交換をし合えることが大変重要となります。しかしながら、通関手続の電子化等が進展したことに伴い、事業者と税関担当者が対面でやり取りする機会が大幅に減少したことで、四半期ごとに実施している「通関事務連絡協議会」(以下「協議会」という。)のような会議体だけでは伝わらないニュアンスもあることから、問題発生時等に適切に連絡相談できるか懸念がありました。このような背景の中、事業者から長崎税関業務部に対し、協議会の機会を捉えた会食の開催提案を受け、税関側でも事業者との円滑な意思疎通や更なる連携強化が重要と判断し、共同で企画の上、令和七年八月から事業者との会食を随時開催することにしました。会食での交流を始めるために事業者との会食を開催するに当たり、倫理規程の遵守徹底はもとより、内外からの疑念払拭という課題に対応するため次の二点に留意しました。2026 6月号 人事院月報 18令和7年度の国家公務員倫理月間における活動として、初めて、各府省等で独自に行っている倫理保持に関連する取組を募集しました。その中で、特に工夫や特徴が見られる8機関の取組について、「りんりん賞」として選定しました。(8機関の取組概要については、人事院月報5月号に掲載。)受賞した取組の一部については、その取組の背景や効果を映像化し、人事院公式YouTubeにて後日配信します。今回は、「対外的な取組部門」及び「双方向アプローチ部門」において受賞した取組をご紹介します。国家公務員倫理審査会事務局国家公務員倫理審査会事務局人事行政報告長崎税関業務部(通関審査風景)【りんりん賞】国民の信頼確保につながる 倫理保持の取組「見える化」されたパートナーシップ

元のページ  ../index.html#20

このブックを見る