時間が確保されるようにしています。また、仕事と生活の両立支援を充実させており、例えば、男性職員の育児休業取得率は、民間平均を大きく上回り、八十五%に達しています。このように、人事院は、活力ある公務職場の実現に取り組んでいます。それと同時に、国家公務員の職場での困り事の相談窓口としても、頼りになる存在でありたいと思います。公務職場の魅力向上に当たっては皆さんを含め、現場からの問題提起を歓迎します。国家公務員の仕事には、「国のミライをつくる、唯一無二の挑戦がある。」これは、全府省横断のチームで新たに策定した国家公務員のブランドメッセージです。皆さん一人一人が、国家公務員という仕事に気概を持ち、困難な課題に挑まれることを心から期待しています。今日この日に胸に抱いておられる志、熱い思いを、どうかこれからも忘れないでください。皆さんと直接お話しできる機会を楽しみにしています。責任は不変です。皆さんは、日本の将来を創造する高い能力と識見ゆえに選抜された、いわば国の宝です。だからこそ、歩みを止めず、ご自身の資質、スキルを常に問い直し、貪欲に学び、業務経験を重ねて成長し続けてほしいと思います。組織に甘んじて埋没することなく、常にイノベーティブな発想で問題解決に取り組む――そうした国家公務員へと成長していかれることを確信しています。持つべき」ということです。国の行政は、その国の中には比較対象がありません。それだけを見ていても、良し悪しが分かりにくいものです。ぜひ、皆さんには、国民の皆さんに世界最高水準の行政サービスを届ける、その強い気持ちを持っていただきたいと思います。け、自分たちが携わっている行政分野が、識することが大切です。直接、外交や国際交渉に携わらない部署であっても、海外の事例に学び、外国語で情報に触れ、物事を多面的に捉える姿勢は、行政官として常に大きな力になります。しかし、国家公務員が果たすべき役割、三つ目は、「国際性とオープンな思考をそのためには、常に世界の動向に目を向諸外国に比してどの位置にあるのか、意また、いわゆる縦割りの思考、これはかつてより指摘されていますが、注意が必要です。一つの組織に長くいるほど専門性は高まる反面、国民全体の利益が見えにくく、考え方も現状維持に傾きやすくなりがちです。皆さんには、自分の担当や組織の枠を超えたオープンな思考、広い視野と高い視座を、いつまでも持ち続けてほしいと思います。以上、「行動規範」、「歩みを止めない」、「国際的でオープンな思考」。三つの言葉を、今日、国家公務員として新たな一歩を踏み出す皆さんにお贈りします。最後に、公務職場の現状について少し触れたいと思います。私たち人事院は、いわば霞が関のHR部門として、国家公務員の皆さんが高い意欲を持って、持てる力を最大限に発揮されるよう、内閣人事局、各府省と連携して、公務職場の様々な課題解決に取り組んでいます。給与は近年若手を中心に水準を引き上げており、様々な研修機会を拡充し、キャリア形成を支援しています。公務職場でもフレックスタイム制の活用が広まっており、勤務時間の管理についても幹部・管理職のマネジメントを強め、忙しくなったときでも勤務間のインターバル282026 6月号 人事院月報
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