――経営戦略と人財戦略はどうつながっていますか。経営戦略が変われば当然、人財戦略も連動させていく必要があります。連動させる時間軸の遅れをいかに最小化しながらやっていくのかが、私たちの腕の見せ所というか、醍醐味であると思っています。人財戦略は、会社主導のものもありますが、従業員が置いてけぼりにならないように、きちんと環境分析や、インサイト分析もしないといけないと思います。機能軸のタレントマネジメントは従業員との対話をかなり大事にしながら進めてきました。私たちだけの視点で走ると、経営と現場の乖離を生み出してしまう可能性があるので、時々で従業員と対話して感触を掴んだり、エンゲージメントサーベイをしたりしています。エンゲージメントサーベイは年一回実施して、その結果を基に従業員に会いに行ったりしています。――今一番課題だと思っていることと、課題を乗り越えた先で実現したいことをお聞かせください。今というスナップショットを切り取るのであれば、いかにKIRIN 一人ひとりに浸透させていくか、共感を得て、内在化していくことだと思っています。今後の経営戦略の実現の全てを占うのは従業員一人ひとりです。一人ひとりが力を最大限発揮して、望ましいと思われる行動をたくさん取れるような内発的動機と、外発的な動機の、二つのバランスをいかに作っていくかだと思います。人事制度も含めて、一人ひとりの行動と挑戦をいかに引き出せるかは、会社側の仕掛けも重要ですので、グループとしても労力を掛けているところです。最終的に実現していきたいのは、日々の商品やサービスがお客様のよろこびにつながっていくことを実現していくことだと思います。これを経済的に見れば、目標の達成ということになるかもしれませんが、私たち人事という観点からすると、KIRI重という形で、無限の可能性を最大限発揮できる環境や場を作っていくというのが重要なポイントだと思っています。――本日はお忙しいところ取材に御協力いただきましてありがとうございました。WAYにもつながるとおり、人間性の尊WAYを従業員みると、納得していない層が見えてきたので、そうした層向けに直接説明をしたり、彼らが使えるようなキャリアコンサルティング面談を新設し、セルフキャリアドッグを立ち上げるなど、いろいろ試行錯誤しながら、徐々に理解度と納得度が高まってきたと感じています。理解度や納得度を測るアンケートをしてN2026 6月号 人事院月報 経営戦略との関係・更なる目標34入社以来、人事を担当されてこられた熊谷さん(右)と、工場・営業経験を経て人財開発に携わっていらっしゃる土屋さん(左)にお話を伺いました。
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