人事院月報 2026年6月号 No.922
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るハザードとして捉え、通路の清掃頻度の見直しや4S(整理・整頓・清掃・清潔)活動、機器のメンテナンス等の運用上の対策を講じることが重要となる、などのコメントをいただいています。―腰痛に関する事例―被災職員(五〇歳台の男性職員)が、執務室内にあった荷物を配送業者に引き渡すため室外へ持ち出す業務を行っていたところ、一個当たり一~二㎏程度の荷物を五から六個、一度に持ち上げて室外へ持ち出す動作を繰り返していた最中に、腰に強い痛みを生じた事例です。腰椎捻挫を発症し、一五日間休業しています。災害の要因は、台車が使用されずに作業がなされていたことや、一度に複数の荷物を運んでも問題ないだろうとの考えの下で作業がなされていたことなどが挙げられます。本件に関して有識者からは、荷物の置き場所を工夫するなどの作業環境管理がポイントとなるとのコメントや、荷物を持つ前にストレッチをすると腰痛災害の発生率を三〇%程度減らすことができるというデータがあり、実践すると良いのではないかとのコメントをいただいています。(全死傷者の二八・八%)と最も多く、次いで三〇歳台が五三人(同二二・五%)、五〇歳台が五〇人(同二一・二%)の順となりました。制において、本年2月に厚生労働省が「高年齢者の労働災害防止のための指針」(以下「指針」という。)を定めており、その防止が重要な課題となっています。公務職場については、令和六年度における常勤職員の死傷者数を事故の型別、年齢階級別に見ると、特に「転倒」に占める五〇歳台以上の職員の割合が高く、六八・九%を占めています(図4参照)。高年齢者の労働災害については、民間法実際の災害事例をもとに、災害を未然に防ぐための対策を考えることが重要です。そこで、令和六年度中に発生した災害事例のうち、発生件数も多く、どのような職場でも発生する可能性のある転倒及び腰痛に関する事例を一件ずつ紹介します。加えて、化学物質管理における作業管理の重要性を知っていただくため、関連事例を紹介します。―転倒に関する事例―被災職員(六〇歳台の女性職員)が、廊下を歩いていたところ、廊下に設置してあったうがい器の足元に水たまりができており、それに気がつかず水たまりで足を滑らせ転倒した事例です。後頭部を壁及び床に強打したことにより頭部打撲傷と脳しんとう後症候群を負い、一五日間休業しています。災害の要因は、うがい器の故障により床に水たまりを形成する状況であったことや、水たまりが誰にも気づかれず、廊下が安全通路となっていなかったことなどが挙げられます。本件に関して有識者からは、水たまりが放置されていたことを転倒災害の原因とな046462026 6月号 人事院月報  50歳台以上(68.9%)25転倒04災災害害事事例例紹紹介介とと災災害害防防止止対対策策二二図 4年齢階級別転倒災害発生状況 (常勤職員)(令和6年度)(人)301510代 20代 30代 40代 50代 60代

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